ヴァンネットが破産手続き=負債40億円、ワイン投資ファンド
ヤフートピックスにも掲載された「ヴァンネットが破産手続き=負債40億円、ワイン投資ファンド」は詐欺じゃねーのとかいろいろ書かれております。あきらっくさんはワインは飲むもの&愛でるものと決めているので、お金儲けに走るつもりもなくって感じでしたので被害にはあっておりません(あうようなお金もない)けど、プリムールという先物に近い形でワインを購入したこともあるので、なんか書きたくなってきたぞ!というのが、ここのところは落ち着きましたが、この15年くらいのワインの高騰はばかげたものがありました。たとえば、今日某メルマガで1999年のシャトー・ムートン・ロートシルトが紹介されていました。ちょうどあきらっくがワインを飲みだしたのが2001年~2002年なので1999年ってプリムールから最初の売り出しくらいで出ていたんですね。その時の価格がたしか一番安くて16,800円くらいだったと思います。なんにせよ2万円しなかったという記憶があります。それが、そのメルマガでは64,800円。15年たつとワインの値段が3.8倍になりました。写真のワイン、左のパヴィヨン・ブラン・シャトー・マルゴー1996は購入したのは5,000円だったと思いますけど、タカムラさんで21,000円で売り切れ。真ん中のシャトー・ピション・ロングヴィル・バロンはちょっと高かったので8000円くらいだったと思いますけど、2万円くらいで売り切れ。右のムートン1973年は25,000円くらいでオークションで落札しましたが、75,000円オーバーくらい?と、プリムールで買わなくても10年ちょっと前に購入したその当時でもある程度の年数のたったワインでも2倍とか3倍になっていたりします。当時に雰囲気としてプリムールで購入しておいておけばだんだん希少価値が高くなって高く売れる!もしくは安く手に入れて高くなったらお得だなーって思いながら飲める!というのがありました。しかもワインというのは本来消費されるものなので、おいておけば置いておくだけ希少価値が上がっていきます。なので、先物で安く買って寝かして高く売る(売れる)こと自体は間違っていないんですね。※日本の場合はビンテージワインのマーケットがないので売るのは難しいですけど。なんですけど、失敗したというのは仕入れが高かったのか、値段が落ちたのか、利率が高かったかってことですよね。確かに異常に高騰した2003とか2005はそのあと値崩れしましたから一番高い時にファンドで運用してたら失敗するかな。けど、それも一時だからずーっとおいておければ値段も上がっていくと思うんですけどね。そこらへんがファンドとして運用するにあたってなんかあって安値で売らないといけなくなたっとかなんですかねぇ。とりあえず言えることは、ワインの値段は上がることのほうが多いけど、自分で楽しむレベルで値上がりを楽しむってのがいいんじゃないかなーってことですね。金儲けに走って高騰させちゃいかん!飲めなくなるし。