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テーマ:防犯(357)
カテゴリ:子ども
何も特別なことをしなくてもいい。
普通の人が、普通に生活するだけで子どもの安全を守る防犯活動になる。 「ウチは子どもがいないから関係ない?」 いえいえ。 子どもの安全を守るだけでなく、ひったくり・空き巣・車上荒し、成人女性への性犯罪、放火犯等への地域一般への防犯対策にもなる。 結局、防犯に一番効果的なのは『地域の目』 。 「見られている」という居心地の悪さが最大の抑止力になる。 登下校中の子どもたちを見守ってください 日常生活の中で,屋外の掃除やごみ出し,植木の水やり,買い物や犬の散歩など,屋外に出るときには,子どもたちが安全に通行しているかどうかを見守っていただき,もし,防犯ブザーや悲鳴が聞こえたら,子どもの安否を確認したうえですぐに110番通報してくださいますよう,ご協力をお願いいたします。 東京都調布市ホームページより。 この市では、公式サイトのまさに本当のトップにこの記事を置いている。 (「子どもたちの見守り依頼チラシ」もぜひご覧下さい) 何も市が特別に予算・人員を組んで対策を行うわけではない。 (これを行うと時間がかかる) 市民に、普通の生活を送りながらの協力を要請している。 何も仲間を募らなくてもいい。 学校・警察からの指示・指導がなくても自主的にできる。 特別なことをしているわけではないので、時間的に拘束されるわけでもなく、金銭的負担が生じるわけでもない。 もちろん、身に危険がふりかかる訳でもない。 何かあったら「犯人を捕まえて下さい」などとは期待されていない。 警察に通報すればいいのである。 上の例で言えば、何も自宅から離れた通学路までわざわざ出向き、支給されたベストや腕章など着けず、別に警棒を持って仁王立ちする必要なんてないのである。 普通の生活をしている中で、ちょっとだけ注意を子どもに振り向けてもらえればいい。 その「注意が向けられている」という気持ちが賊に伝わる。 子どもたちに対しても、「みんなが見守ってるよ」という気持ちが伝わり心強く思ってくれるはずである。 何でも行政まかせにしないで、今日からすぐにでもひとりひとりの市民が実行できる。 まさにこれが今、求められているのではないだろうか?
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