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テーマ:今日聴いた音楽(74303)
カテゴリ:音楽
![]() 須賀市出身の斎藤守也(さいとうもりや・兄)と斎藤圭土(さいとうけいと・弟)の兄弟に よるピアノデュオです。 ライヴ中のMCでも話していましたが、兄弟共に15歳よりルクセンブルク国立音楽学校に留 学しクラシックピアノを学んだそうです。 2002年に「レ・フレール(フランス語で「兄弟」を意味する)」を結成し、結成当初は地 元のライブハウスをはじめ、各地の幼稚園や小学校を中心としてライブ活動を開始したそうで す。幼稚園や小学校での演奏を通じたことから、彼らのライヴには子供の入場がいつもOKし ているそうです。そんな話も3歳の子を持つ俺としては感動しちゃいましたね。 そして、1台のピアノを2人で自在にダイナミックに操る独自のプレイスタイル「キャトルマ ンスタイル」は地元「横須賀」を発信源として瞬く間に話題となり今に至っています。例年だ と、北上市のさくらホールでライヴが開催されていたんですが、今回は岩手県民会館。以前も 担当したことがあったので楽しみにしていました。キャトルマンスタイルっていうのが、1台 のピアノを二人で・・・まぁ連弾といえば連弾なんだけど、連弾という言葉以上のもの、とい いますか、ほんと先にも書きましたが、非常に“ダイナミック”なんです。途中彼らの手元が 映される部分を見るといかに超絶技巧かが分かります。 俺は照明の仕事をしているのでツアーの照明さんとお話しするんですが、レ・フレールのツア ーチーフは“その道50年”の大ベテラン。仕事を見ていると『昔気質の職人』って感じで、 あこがれちゃう感じ(笑)。おやじギャグも炸裂してたし(笑)。明かりを見ていると、なんと なくやっているようできちんと意味があるのが分かる。分かりやすく言うと、職人さんって、 やってることの意味合いを言葉で説明しないんです。体で覚えるっていうか、体感して身につ けさせるっていうか、そんな感じなんです。分かりにくかったらすみません(笑)。けど、色々 話していると教えてくれる。とても良い勉強になりました。自分もいずれは“そうなりたいな ぁ”とは思ってはいるんですけど、そう簡単にはいかないですね。 ライヴ中にピアノの弦が切れたりしましたが、調律さんがこれまた職人技で張り直す。色々な 部分でお客さんにとっては見ごたえ・見どころの多いライヴだったんじゃないかなぁと思いま した。 本日、レ・フレールのお二人は沿岸被災地に行くそうです。沿岸の被災者に楽器を届けるそう です。感動をありがとう!!!
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最終更新日
2011.07.04 13:35:23
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