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クライアントではないのですが、北川がこういうサイトをしようと思ったきっかけのひとつの話。
(今回は普段の大阪弁でお送りします♪) その男、Yさんは「彼女が心配で心配で」と暗い顔をしていました。 「え、なんでそう思うの?さては別の男の影があるとか!?」 「携帯にも出ないし、メールの返事もない」 よくよく聞くと、それは1週間ほどのことで、そういうことはよくあると。 でも、Yさんは40代前半既婚、彼女は21歳、しかも関係としてはキャバクラの女の子とお客さん。 「アンタ、それ彼女違うから・・・(^_^;)適当にしないと嫌われるで、うっとうしいって」 でもYさんは違うと言ってききません。 「口説くとかそんなんじゃなくて、お兄ちゃんと妹みたいな感じやねん。Hしたいとかそんなんは思わないし、ただかわいいなあって。携帯代も家賃も俺が払ってあげてるねんで?で、前連絡取ったとき、風邪ひきかけって言ってたから大丈夫なんか気になって気になって・・・」 ・・・・。 はめられとる・・・。 キャバクラの客としては最高おいしい客になってます、ぶっちぎり。 まだ、Yさんが20代前半だったら、まぁ人生の早いうちに落ちてみるのも、人生勉強としてアリかなと。 聞いてるこっちも「アンタあほやろ!?(笑)」なんて気楽に聞けるんだけど。 Yさんは40代で既婚で、しかも二人目の子供ちゃんが生まれたとこ! で、聞いててイライラするのを百歩譲って、 「んでも、そんだけ(家庭+彼女の面倒見れるくらい)甲斐性あるんやったらいいですやん。もうみんなまとめて幸せにしてあげたらいいねん。ついでに涼子も混ぜて~!?(^_^;)」 「いや、甲斐性ないねん・・・。」 「実は借金してるねん・・・・。」 「退職金も会社に前借りしてるし、子供用に貯めてた貯金にも手つけてて、最近嫁さんにそのことばれて、口聞いてもらってないねん・・・。」 どかーん! 他人ごととはいえ、これにはさすがにキレた!!! 「はぁー!? アンタ、自分の都合でどんだけの人間に迷惑かけてんねん! まだな、彼女のことが本気なってもてそうしてるんやったら、アホはアホやけど、まだ納得行くわ。 ほんでも、一番大切にせなアカン人間誰か解ってるんやろ!? 自分でも、手放したくないって思ってるんやろ!? ええ年こいて何やってんねん自分!(=アンタ、の意) 子供と嫁さん、家に居ってくれるだけほんまマシやで。 まだ100%見捨てられてへんてことやろ。 逃げてばっかり居らんと、しっかり現実見ぃや! 今のアンタはほんまに人間のクズやで!」 「人間のクズかぁ・・・・そうかもな。」 「もうな、落ちるとこまで落ちて、俺自殺して生命保険で借金返そうかと思ってるんやん。ほんなら、家と多少の金も残るから、家族もやっていけるし、嫁もまだやり直せる歳やしな・・・」 どこまで眠たいこと言うとるんじゃー!!! 死体片付けるんも葬式あげるんも金かかるんじゃ!!! 何、死んだらそれが美学みたいに思ってるねん!!! 残された子供に、嫁が「パパはね・・・」って話す時の情けない気持ちとか考えろや!!! どこまで自己中やねん、アホかぁっ!!! 「・・・・・ホンマは俺もそんなこと出来へんと思う。死ぬん恐いし。 ・・・・・んでも、もうどうしたらいいんか解らへん。 涼子ちゃん、助けて!」 ・・・・・(^_^;)知るか、ボケ! と思ったけど、あんまりにも奥さんと子供ちゃんが気の毒だったので、もうちょっと話を聴いてみることにしました。 「もうちょっと、今までのいきさつ教えてくれる?」 ・・・・・明日につづく・・・・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2004/10/15 02:08:34 AM
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