ラーメンズ、絶賛します。
バイト先の電気屋は、在庫を管理する檻を四方で囲んでおり、そのうち2辺をデジタルカメラの陳列に、残り一辺ずつをビデオカメラとデジタルオーディオ(DAP)コーナーの陳列に利用している。昨日、木枯らし1号が吹いて本格的な冬を迎えた関東地方。運動会シーズンも峠を越えて、担当のデジタルビデオコーナーにも冷たい風が吹いている。電気屋の主任から「もうビデオは売れないから、DAPを売ってほしい。とにかくi pod」と指示を受けた。僕はビクター担当の販売員。 DAPには音に強いビクターの、デジタルオーディオが並んでいる。「ビデオ担当ですから」と逃げ切ろうとすれば「DAPでビクターとアイポッド売ればいいから」と最近はおずおずとDAPコーナーに立っている。ビクターのDAPを売ったことは、まだない。DAPコーナーの背面はPCコーナーに続く。その「PC」コーナーの前に特設のコーナーが用意されており、近頃、特設コーナーに並ぶ「彼」と、彼の仲間「ipod」が奏でるjazz音楽に囲まれて仕事をしている。電気屋にいながらハイセンスに1日を過ごしている。 (1)自己紹介 (youtubeのサイトに飛んでCMが見られます) 「彼」とは「マック」君のことだ。 imacにmacbook,macminiにipod。 近頃のマックを使っているだけでセンスがいい。自分自身のおしゃれベルが上がった気分になる。DAPコーナーにいるだけで、僕はおしゃれな販売員なのだ。自分が「安値世界一への挑戦!」なんて平気で書いてある真っ赤なハッピを着ていることは、この際目をつぶっておこう。時間があれば「彼」と一緒にすごしている。 さて、マックのCMもまたハートを射止めてくれた。さっき紹介したCMのほかにも2種類日本で公開されている。 (2)ウィルス(↓画面をクリック!) (3)ilife(↓画面をクリック!) この人たち、ラーメンズっていうお笑いコンビらしく、思わず調べてしまった。お笑いに詳しい方(というより常識人)なら、ラーメンズは超有名なコンビ。多摩美術大学の同級生だそうで、このコマーシャルの絶妙な笑いに僕は胸を打たれてしまった。「爆笑だけが“笑い”じゃない」彼らのモットーだそうだ(wikipediaより)。 さて、ラーメンズによって注目したマックのCMだったわけですが、これ、アメリカでもまったく同じスタイルでCMが作られていて日本はそのスタイルを踏襲しています。アメリカのもまた面白いので、暇な方は是非(って俺、卒論は?)。日本版が、アメリカのCMをよく似せて創っていることが伺えます。(2)ウィルス (3)ilife 特にilifeの方はほとんど同じ。アメリカ版も「hi, im mac」「im PC」という出だしは変わりませんが、またに「windows」を名指しで比較するところが日本と違います。 アメリカのCMはもっとバリエーションが多いようで、日本でもラーメンズがさらにマックのCMで活躍することを期待するばかりです。制作費節約で、かつアピール効果の高いコマーシャルとして勉強になりました。やっぱりCMも海外から学ぶことが多いんだ。(海外留学を目論んでみようかしら)。 できる、、、、かな