備蓄小僧のつぶやき

2006/05/18(木)21:49

アダツ

訛り(20)

「ここの公民館には、100人もアダツやろうか」「なんぼあの盃が、おおけなゆうたち一升はアダタンのう」ある場所や容器へ、ものが全部入りきること、収容できる事を言う。最初のを翻訳すれば「ここの公民館へ100人も入る事ができるかな」「いくら盃が大きいと言ったって一升は入りきらないでしょう」となる。私達の年代では、殆んど使いませんが、年配の方は時々使ってます。幕末の文久2年(1862年)3月、土佐の国情に愛想をつかした坂本龍馬は、吉村虎太郎らのあとを追うように沢村惣之丞と共に脱藩した。武市半平太は彼を評して「土佐にアダタン男」と言ったという。まあ、人情味のある暖かい土佐です。みなさんもきてみいや。  

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