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三重県最北端 いなべ市
「阿下喜 あげき」の 日本料理 昭栄館 の料理長です。 『 萩しんじょ のお椀』 を仕込みました。 久しぶりにレシピのページUPですね。 秋の七草の一つ『萩 ハギ』。 当店の庭もいろんな萩に彩られます。 「江戸絞り」 「屋久島萩」 「白萩」はまだこれから。 咲き始めましたら、ご紹介して参りましょう。 『萩しんじょ』・・・萩を模したしんじょでございます。 1 ↑ 白身魚(ハモ他)のすり身に ・海老(ぶつ切り) 人参(千切り) ・枝豆 ・木耳(きくらげ) を混ぜ合わせます。 海老と人参の赤色が 萩の花 枝豆の緑色が 萩の葉 木耳の黒色が 萩の枝 を表します。 2 ↑ 左手で握りだし、スプーンですくい取ります。 出来るだけやわらかい食感になるよう、鰹出しを加えてあります。 3 ↑ 鰹出しにそ~っと落とし入れ、弱火で火を通します。 ↑ 盛り付けです。 舞茸・柚子(そのうち黄柚子に替わるでしょう)と共に・・・。 ↑ やわらかいしんじょを箸でほぐすと、こんな感じ。 中にも具(萩)がギッシリです。 プリプリしゃきしゃき、いろんな食感・旨みが楽しめます。 若女将と試食しました。 「萩しんじょ、美味しいね~。またこの季節が来たね~。」 神戸吉兆修行時代に覚えた萩しんじょ。 さらに美味しくなるよう、そして仕込みやすいよう少しアレンジしています。 もうすぐ9月。 今年も残り4ヶ月となりました。 さあ、美味しく楽しく参りましょう! 料理長 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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