IPS細胞を応用したコスメティックの可能性について
こんにちは、コウイチです。今回は、IPS細胞を応用したコスメティックにはどんな可能性があるのかを話します。まずIPS細胞といえば、現在話題になっている「人のいろいろ部位に姿を変えられ無限に増えることができる」細胞です。この細胞は人間の臓器にも利用できるため、研究が進めば臓器不全の人に良い状態の臓器を提供できるようになるので、現在では助けづらい重病の人たちを救えたり、非人道的として問題となっている臓器売買を激減させることができたりといろいろな可能性やメリットがあります。以前まではがんの混入が懸念とされていましたが、現在はがん細胞を見つける方法が発見されているため、安全面においても信頼できます。本題に入ります。先ほど「人のいろいろな部分に姿を変えられ」と書きましたが、もちろん人の肌にも姿を変えることができるので、これを利用したコスメティックの研究が進められています。まず、肌の老化の根本的な原因は、肌細胞が年齢を重ねるとともに質や数がどんどん減少していくためです。しかし、これを使えば老化した細胞を置き換えることも可能であるので、お金を積めば(いくらかかるかは知りませんがかなり高くなることが予想できます)、肌の見た目を永久に若返らせることが可能になるはずです。さらに、急な変化や違和感がほとんどなく、ゆるやかに肌が変化していくため、自然的なアンチエイジングとして期待されています。これは美容界隈にとって画期的な物になるはずですから、どんなキャッチフレーズで発売されるかの想像が膨らみます。ただし、現在IPS細胞で臓器を作るとなると一年間はかかるそうなので、大量生産しなければいけない美容系の商品ではこの欠点をどうやって克服していくかは課題になりそうです。ただし、現在の人類の発展は凄まじく、100年後には海上生活をしているとも言われているので、皆さんが生きている間には実現できる可能性は高いでしょう。ご覧いただきありがとうございました。コウイチでした。