2007/06/01(金)16:52
母が読む受験読書?その3
先日消えてしまった記事を思い出しつつ・・・
最近読んだ2冊は
読みながら、子供の成長と親(=母親)の弱さがセットで描かれすぎではないか!?
と一人いきまいてみたというのが記事でした(笑)。
「しずかな日々」ステキな本でした。
母親と二人暮らしだった少年が、ずっと会っていなかった祖父と暮らすようになりそのことをきっかけに大きく成長していく話です。
おじいさんがまったくステキで、出汁の美味しさを教え、朝ごはんの大切さを教え、
家族としての責任と愛情を教えてくれるのです、決して押し付けではなく。
それは確かにシンプルで力強く少年を支えるよりどころとなるのですが、
ちょっと待った!と言いたくなってしまったのでした。
少年の母は、仕事をしながら一人で彼を育ててきました。
少年は、味噌汁というのはだしの素を振り入れるものだと思っていましたし、
少年の家の麦茶は水出しですが(笑)、彼は、そんな味噌汁にご飯を炊いて目玉焼きを焼いて
一人で昼食を作れる子です。
そうやって自立させたお母さんは偉いですよね。
私はとても偉いと思います。
まあ、このお母さんはお母さんで悩み多き人なのですが、そのあたりは読んで頂くとして。
働くお母さん、頑張れ~です。
私もまずは麦茶から始めてみますかな?(笑)