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テーマ:山登りは楽しい(12031)
カテゴリ:09年積雪期来馬岳
今年はまれにみる暖冬続きです。 1月後半から2月半ばまでの厳冬期に、何度も雨が降るのは記憶がありません。 一昨日は夕方から降り積った屋根の湿雪が、夜半の雨で融け、朝には全部落ちていました。 昨日、オロフレ峠は通行止め。今朝、室蘭土現に確認すると、本日も開通の見通しは立っていないとのこと。 時間に制約がない来馬岳に早めに向かいます。 ゲートの上は除雪されているようですが、上部で風が強いとすぐ吹き溜まりが出来るので、安全第一を考えているようです。 6・ファミリーコースを登り終え、1・ダイナミックコースに入ったところです。 今、9時10分ですが、リフト乗り場で並んでいるのを見たことがないほど空いている、ローカルなスキー場です。 ダイナミックコースの登りは、中央に行くほどつま先のキックステップになるので、くるぶしが埋まる程度の左隅をルートにします。 ダイナミックコース終了点で、第二リフト降り場からスノーシューとストックを抱えた単独登山者が近づいて来ました。 冬の来馬岳は初めてとのことなので「遠慮せずに後続してください」と声を掛け先行します。 5合目、6合目、この馬の背もラッセル皆無です。 一昨日の湿雪がクラストし、その上に2cmほどの新雪が乗っているだけで全く埋まりません。 頂上看板は埋まり、柱の頭だけ出ています。(先週に比べ70cm増です) 緩斜面の7合目、急登の8合目、9合目から頂上まで、ラッセル無しのクラスト斜面を、スノーシューの爪を利かせて直上。 下り途中の9合目付近で後続単独者と少し会話。 (函館からで、昨年登れなかったリベンジとのこと。ピッケルの必要性を悔いていた) 少し視界が良くなり、200m標高が高いオロフレ山が厳しそうに見えます。 先週、4時間近くかかった頂上まで今日は2時間半でした。深いラッセル有りと無しでは違うものです。 オロフレ山も来馬岳も通常のルートで雪崩は考えられませんが、クラスト斜面にドカ雪だけは勘弁して欲しく、徐々に増える積雪を期待したいものです。 下りの途中から突風的強風が時々あり、下山終了する頃にはリフトが2本とも停止されていました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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雪の景色を見ると嬉しくなります。しかし、この冬は北海道も暖冬なのですね。冬は冬らしくあって欲しいものです。
昨日の福岡はもう4月の気温を記録しました。雪に中から顔を出す福寿草を見たいと思っているのですが、無理のようです。 (2009年02月15日 19時15分14秒)
山旅人Nobさんへ
本当におかしな気候で、特に厳冬期の平地での強い雨は初めて経験したような気がします。でも山はその分も雪となって積るので量としては多いと思います。(融けるのは早いと思いますが) 福寿草らしさは雪の中からなんですね。(もう何十年も見ていないです) (2009年02月16日 18時21分37秒) |