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テーマ:山登りは楽しい(12027)
カテゴリ:08~09年冬季大曲ルート
今日はガイドブックで、唯一紹介されている大曲ルートに初めて入ります。 スキーコースと云われているので敬遠していましたが、雪が締まった頃に一度入ろうとは思っていました。 下山後、撮った画像です。 路肩が広くなった道路隅に車を駐車し、雪壁を上がりスノーシューを履き、入山です。 緩斜面を30分ほど登り、少しキツイ抜け口を上がると、オロフレ山と1062ピークが目に飛び込んできます。 当然、初めて見る山容です。 広めのなだらかな尾根を行くと、左に急峻なルンゼを持った岩稜帯が現われます。 ただ、羅漢岩とは区別されており、昔から登攀対象にはなっていません。 岩稜帯尾根を挟んでの北側斜面を、ケルン台地まで一方向の、ひたすらトラバースです。 日陰の一部急斜面では順方向のスノーシューの爪・エッジが利かず(私のパイプ型スノーシューだからですが)、カニの横ばい歩きも交えます。 頂上尾根中間部の三角鉄板岩です。この通り2週間で融雪が急速に進んでします。 頂上まであと5分です。 後続者が見えます。 大曲ルートのトラバースに入ったところで、私のルートより下部斜面をトラバースし、追い越して行った単独者です。 頂上尾根に入った所で追いついたので、少し会話。 2週間前(晴天+烈風並の日)にも来たそうで、ケルン台地付近で頂上を行く私を見たが、風に勝てず撤退したとのことでした。 頂上のパイプを基準にして、昨年同期が積雪80cm。今年が30cm。 頂上は少ないのですが、毎度言うように標高1000m以下では昨年よりかなり多いです。 初めて大曲ルートに入りましたが、やはり、オロフレ山特有の潅木、喬木が多く、スキーがそれほど楽しめるルートとは思えません。 1062ピークからスキーが使用でないし、昨今多い、バックカントリーやスキー主体の登山者が入山しないのも分る気がします。 また、今まで大曲ルートの登山者を何人か見ていますが、ルートは一定していなく各自のルートファンディングで登高しているようです。 今週日曜日の天気予報は雨まじりのようです。 一応、壮瞥ルートを予定していますが、条件次第で、今日偵察してきたルートに入るかも知れません。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
オロフレさんでも初めてのルートがあったんですね。
2週間の間に進んだ三角鉄板岩の融雪、こんなに変わったのですね。 標高1000m以下の方が雪が多いのはなぜでしょうかね? (2009年03月22日 11時18分39秒)
山旅人Nobさんへ
>オロフレさんでも初めてのルートがあったんですね。 一番ポピュラーなルートを登ってなかったのが私らしいです。 >2週間の間に進んだ三角鉄板岩の融雪、こんなに変わったのですね。 4月末になると一週間で60cm減もザラですよ。 >標高1000m以下の方が雪が多いのはなぜでしょうかね? 直ぐ近くの来馬岳(1040m)とオロフレ山(1000m以下)が多く、オロフレ山頂上(1231m)が少ないですからね?? 頂上の風が強いのは例年の事ですが、風向きに違うことが多かったような。 機会あれば気象協会に聞いてみたいな、と思っています。 (2009年03月22日 21時17分49秒) |