気温低めで快適オロフレ山
早朝、家を出る時は霧雨模様。オロフレトンネルに入るまで霧雨とガスで視界不良。しかし、トンネルを出ると壮瞥側は青空で、羊蹄山も見える好天。トンネルを境に正反対の天気だが、オロフレ山は登別側になるようで雲の中。壮瞥ルートに取り付く。ブッシュが目立ってきたが問題なく入れる。斜面は粘りの有る雪質で、キックした分だけステップが切れ、非常に登り易い。沢状に入らず、雪渓が伸びている所を選び、左側斜面を直上。夏の道!と、思っても30m先向こう側は雪がびっしり。羅漢岩稜線下の登山道は無雪20%、積雪80%頂上稜線の登山道は、無雪40%、積雪60%ピッケルを刺し固い部分を確かめながら登った後、振り返って見ると船の舳先のような残雪頂上パイプで積雪“0 看板標識付近では50cm。 どちらを取れば良いのか?看板が「ずいぶん斜めだな」と思いそばで見ると、コンクリートで出来たポールが折れていた。木板を取付けるボルト穴が、下のほうにも空いており、そこからポキッという感じで折れたようだ。羅漢岩稜線、頂上稜線の登山道にショウジョウバカマが、結構多く咲いていた。画像のショウジョウバカマは3年前頃から同じ場所に一つだけ咲いている。頂上稜線の狭い幅の登山道の真ん中に咲いており、足の置き場所から少しずれているだけで生き延びられている。今日は風が強い曇り空だったので気温が上がらず快適な雪渓の登り下りだった。勿論、早朝というのが一番の利点ではあるが。登別ルートは先週、下山で利用して終了。壮瞥ルートは今日で終わりかな?来週はゲートから展望台までの道路歩きを伴う夏道ルートになりそうだ。