【保育問題の政治的解決】元RAG FAIRおっくんが参院選に出馬【期待と不安】
みなさんこんにちはRyU先生です!さて今回はNEWSにもなっている「問題提起」として、保育士としては期待せずにはいられない情報が入ってきました。 人気アカペラグループ「RAG FAIR」のボイスパーカッションや、天気予報士の資格取得などで有名になった「おっくん」こと奥村政佳氏が立憲民主党からの出馬表明をしました!奥村氏は保育士資格を取得後8年間保育士として勤務していました。【現場の声を政治の世界へ】フリー写真素材photAC:https://www.photo-ac.com/※写真の人物は奥村氏とは関係ありません 今や「保育士の労働問題」、「潜在保育士問題」、「高離職率」などに関する問題は世間に周知されましたね。 こうした社会的な労働などの問題は「認知」を経て世間が「周知」し現場や有識者が「問題提起」をして「問題解決」へと段階を踏んで進んでいくものなのかなと考えています。 そしてその一つ一つの壁を超えるのが本当に難しく、途方もない時間と労力がかかってしまう社会であるとも言えるかもしれません。 そんな折に、保育士の経験を十分に積んだ、言わば「現場の声」を届けることができる人物が出馬をしたのです。「問題提起」においては労働組合であったり現場保育士ができることもありますが、その効果のほどはこれまでの改革案を見ての通りなのかなと思います。 では同じ現場保育士でありながら奥村氏と一般の保育士との違いはというと、政治に直接問う・主張することができる!ということにあるのだと思います。 以下本文より一部抜粋『奥村政佳氏(41)が23日、国会内で記者会見し、この夏の参院選比例区で立憲民主党から立候補すると表明した。保育士でもある奥村氏は「保育の現場を変えたい」として、保育士不足の解消や保育士の待遇改善の必要性を訴えた。(中略)会見に同席した福山哲郎幹事長は「若い世代で専門資格を持っている方が当事者の声を上げるのは、まさに立憲らしい候補者だ」と語った。』: 朝日新聞デジタルhttps://www.asahi.com/articles/ASM4R51DTM4RUTFK01D.html上記リンクより朝日新聞デジタル:「ボイパのおっくん」立憲から出馬へ 元ラグフェアー ちなみに立憲民主党からの出馬要請を受けた理由は、「保育の質」に関して言及していたことが大きかったようです。 ただ「手当をつける」、「規制を緩和する」そんな表面上の問題ではなく、大切な子ども達の命と成長を保証するための「保育の質」そのものを改善しようとするその意志に応えようと考えたのでしょう。【立憲民主党の考えは?】 奥村氏が出馬の要請を受けた立憲民主党。その基本政策は本当に「保育の質」の改革を目指しているのか? 立憲民主党の基本政策は立憲民主党のホームページから閲覧することができます。基本政策にはカテゴリーがあり「教育・子ども・子育て」の項では9つの事柄について触れています。要約すると、子どもの権利の保障、保育の受け皿の確保と安全と保育・教育の保障などがメインとなっています。 その中の一つにこう明記してありました。 『保育士・幼稚園教諭などの待遇を改善し、給与を引き上げ、社会的地位を高めます。』引用元:立憲民主党ホームページ;基本政策「教育・子ども・子育て」より一部抜粋URL:https://cdp-japan.jp/policy/04 保育士・幼稚園教諭の社会的地位を高める、これと共に教育の保障、安全の確保こそが保育の質の向上に繋がっていく政策であろうと考えられます。 保育の質の確保され、社会的地位が高まれば潜在保育士が戻ったり、新たな保育士が増えることが期待されます。それは保育士不足の解消、待機児童問題の解消へと繋がるステップになります。勿論、奥村氏の声が反映される保証もありませんし、立憲民主党の案が受け入れられる保証と言うのもありません。更に言ってしまえば、それら全てが実現しても法的な環境が整っても現場にしっかりと届くかどうかも確かとは言えないのですが。【まとめ】 今回のNEWSを見てRyU先生は、すぐにでも記事を書くべきだと思いました。いや、書かなければならないと思いました。正直なことを言ってしまうと政治への理解も人並み以下、学も低い人間です。ただ、保育士の問題をそのままにしておいて良いと思っている人間ではありません。問題があるのなら口を紡ぐでも、耳を塞ぐでも、目を背けるでもなく、声に出して、行動に移し改善するべきなのです。 勿論、現場の保育士が職員会議の議題に出したからと改善されるケースはそう多くないでしょうし、そもそも保育施設に問題があるのではなく地方自治体や国家がもっと頑張らないといけないケースもあるのでしょう。 でも、だから声を上げるのは意味がない。そんなことを言いたいのではありません。問題を認知したのなら現場レベルで声を上げて動きましょう。 国家に文句を言う暇があるのなら、自ら出馬をして声を届けることだって不可能ではないのです。そして今回は奥村氏というネームバリューもあり、かつ保育士としての声を届けることのできる稀有な存在の出馬というNEWSが流れたのです。これを機に政策について、自分が置かれている保育の現場に関して冷静な視点で見つめることが重要なのかなと思います。 最後に、この記事は現場を知る人が出馬をして声をあげるという話題を周知することが目的であり、立憲民主党及び奥村氏への推薦をすることが目的ではないことをここに明記しておきます。 それでも個人的にはRAGFAIR時代からファンであり、小学校の卒園懇親会でアカペラ(ボイパ担当)やった思い出があるRyU先生としては、おっくんに頑張って欲しいなとは思っています。♪ママと子ども達の為に♪☆楽天市場のお得な情報はこちら☆ 皆の応援が励みになります、応援よろしくね♪ こちらも応援よろしくお願いします!にほんブログ村