テーマ:憎きアトピー(233)
カテゴリ:単なる愚痴……ダメぢゃん!
『脱ステ』されて225日目になられるドラゴメスさんから、 ご質問をいただき、お返事してましたら、例によって凄いことに、、、(汗)。 だもんで、こちらの方にアップさせていただきます。 ドラゴメスさん、私のブログにお越し下さり、有難うございました。 『第2次リバウンドだ~!』と嘆いている私のブログが、 せっかく頑張っていらっしゃるところに、 水を差してしまった形となりましたでしょうか。。。 不安な想いをおさせして申し訳ありません。 これまでの考え方では、『第2次リバウンド』『再リバウンド』の有無について、 個人差、ということでうやむやにされてきたきらいがあったようですが、 ここ半年ほどで、これについて、すっきりまとめられて来ています。 そんななかで、私は、安易に『第2次』『再』という言の葉を遣ってしまいました。 誠に申し訳ありませんんんん! 私は、1年半、2ちゃんねる他、たくさんのサイトで いわゆる『脱ステ』された方のコメントを読み続けて来ました。 そこには、例外なく 「汁地獄」「落屑地獄」を経て、大きなアップダウンを繰り返しながら 良くなっていかれる皆さんの姿が浮き彫りにされていました。 そして、「治った~!」と嬉しい宣言をされ、皆に祝福され、 『脱ステ』掲示板から卒業された方々が、また数ヵ月後に、 「再リバウンドだ~(泣)」と、ヘコんで戻って来られるのでした。 その方々の殆どが、私のように、ステ歴が長いひと。 肝機能、腎機能がダメになっているひと、のように記憶しております。 私自身、「再リバウンド」という言の葉をどんなに恐れていたことでしょう。 でも、反面、脱ステ後のアップダウンの「ダウン」の激しいときを指して、 「再リバウンド」「「第○次リバウンド」というのかも知れないとも感じていました。 私の場合、『脱ステ』後、半年間は汁地獄。 それから落屑地獄。 この2つの地獄の間を行ったり来たりしながら、 黒い大きな鱗のような皮の落屑から、最後は白い粉状の皮へ。 私の歩いた後がわかるほど、皮の道ができました。 以降は、3歩進んで2歩下がるといった調子で、 3歩進んで2歩下がる程度の私の「アップダウン」ならば、 これぐらいの「ダウン」なら、これが「再リバウンド」なら、 まだまだ大丈夫、私は頑張れる、と思っていました。 しかし今回、「脱ステ」してもう少しで2年を迎えようという今になって、 また脱ステ当初と全く同じ、浸出液+血膿地獄に引き戻りましたから、 「ダウン」なんてものではありません。 んで、「あぁ、これが【再リバウンド】だったのだ」、と悲嘆にくれたのです。 でもこれは、間違いでした。 ステロイド離脱後の皮膚の状態には、大きく分けて3つあるそうです。 1)【 ステロイドのリバウンドによる皮膚の状態 】 ステロイドの長期連用を中止した時に現れる、急激かつ重篤な炎症。 2)【 ステロイドの副作用の後遺症 】 ステロイドの副作用によって生じた、長期的または半永久的な皮膚の損傷や、 その他の身体機能(時に内臓や免疫系、ホルモンの機能も含む)の障害。 3)【 単なるアトピーによる皮膚の状態 】 単なる、通常のアトピー性皮膚炎の症状。 明らかなステロイドの影響下におけるリバウンドは「2年がメド」というのが定説で、 その後は、ステ使用歴によって、後遺症がどのくらい残るか、ということのようです。 副腎抑制の内分泌異常に加えて、副腎の再生への時間を考慮すると、 離脱後の肌の状態、体力に、個人差は無視できません。 で、 ● 私の場合、厳密には、まだ丸2年を迎えていない。(1年10ヶ月) ● 幾ら私の肌がアトピー体質で、時折、入院を勧められるほど悪化したことはあっても、 「脱ステ」直後のような状態(浸出液がぽたぽた流れ落ちる、異常な浮腫、 発熱、寒気、喉の渇き、落屑)には、これまでなったことはない。 ● 今回も、以前とは部位は違ってはいたが、それと全く同じ症状である。 ● 通算すれば30余年、体内外にステロイドを投与し続けて来ている。 よって、私は(1)の「ダウン」最低状態、である、と思いました。 大きく譲って(2)。 これは(3)ではあり得ない。と。 『脱ステ』は、アトピー症状の対処療法として 長期連用されたステロイドに依存してしまった自分の腎肝機能を取り戻し、 自力で自分の皮膚の正常な状態を取り戻すためのはじめの一歩なんですよね。 『脱ステ』して、ステロイド皮膚炎が完治したとしても、アトピー症状は残っている。 アトピー症状は薬では治らない。 生活習慣病と同義であるから、生活改善をしなければ治らない。 んだから、日々の小さな摂生を積み重ね、試行錯誤しつつ、腸を整え、 少しでも自分を望ましいコンディションに近づけ、IgE抗体を減らしていく。 何のために『脱ステ』をしたのか。 「喉元過ぎれば…」で、こうした不断の努力を怠り、 なにかにつけ、日頃の不摂生を自分に言い訳をしているようでは、 なかなか前には進めない、という当たり前のことに、今回、痛烈に反省致しました。 > りうりうさんは苦手な季節とかありました? > 得意な季節で悪化することとかあるのでしょうか? > あといったん完璧に治癒したこととかありました? 私の苦手な季節は、やはり第一に夏。 日光にやられ、砂塵の砂にやられ、自分の汗にやられます。 次に春。 スギやヒノキの花粉にやられ、サクラ草等の花々にやられ。 次に冬。 乾燥にやられます。 従って、得意な季節は秋です。 脱ステ前には、秋を中心に、ステなしでも完璧に症状が出ない時期はありました。 けれども、私が『脱ステ』を決心したのは秋。 以後の季節は私には、全く関係ありませんでした。 とにもかくにも壮絶にアップダウンを繰り返しながら、 月単位で「先月よりはまし」といった感じで、良くなって行きました。 そして、日単位(情けない)で、何日かは完璧に症状がなくなっていた日が 続いてた矢先でしたです。 ドラゴメスさんは、毎日、汗をかくようになさっておられますから、 残存ステロイドを早く排出され、快復もお早いのでは、と拝察致します。 脱ステ後、汗かきの私が一切汗をかけなくなって、怖かった時期がありました。 人一倍暑がりだった私が、夏に寒い。 そして悪い患部は熱い。 脱ステして1年経過して、ラーメンを食べ、 初めて汗が出た日の嬉しさを忘れられません。 ドラゴメスさんは、冬が良くないとの由。 保湿剤依存にならないためにも、基本は、脱保湿、脱軟膏だと思います。 自分自身の皮膚の正常な機能を取り戻すためですもんね。 薄皮が張ったばかりの皮膚にとって、冬の乾燥はとても厳しい状況ですけれども、 なるべく皮膚を日常の様々な刺激や乾燥に晒し、 この刺激に対するバリア機能を取り戻していけるように。 んでも、今年の冬は大事な時期ですよね。 極力多用しないよう、ピンポイント的に保湿剤を使い、 アレルゲンを体内に入れないよう、IgE抗体をこれ以上増やさないよう、 工夫してみられると違って来られるのではないでしょうか。 私が安易に「第2次リバウンド」と書いてしまったせいで、ご心配をおかけ致しました。 本当にごめんなさい。 【追記】 これをアップしようとアクセスしましたら、 ありのみさんからコメントをいただいておりました。 > 日本では「ステロイド・アレルギー」のせいで、 > 喘息発作のときのステロイドスプレーの普及が今でもすごく遅れています。 > 気管支拡張剤スプレーを常用した結果、働き盛りで急死された人何人か知ってます。 > ステロイドのスプレーを使っていたなら > 今でも元気でお仕事されていた方たちです。 これについては、私も思うことろが多々あります。 というのは、『 何故、ステロイド・アレルギーがこれほど深刻になったか 』 ということを踏まえたうえで、だからこそ、 未だに安易に何の説明もなく、ステロイドをアトピー患者に処方する 皮膚科医に対してのものなのですが。 また、おいおいに改めて書かせてくださいませ。 「再リバウンド」「第2次リバウンド」なる書き方は、 これは、私がとても安易でした。 皆さん、ごめんなさい。 arue718さん、プロトピックという文字を見て、悶々としておりました。 すぐに多羅尾先生のHPに飛んでいただき、本当に有難うございます☆☆ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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