テーマ:小学生の勉強(1303)
カテゴリ:育児は育自~共に学び共に生きる~
お返事が溜まっておりますが、とりあえず、昨夜驚いたこと。 録画していたフジTV『 トリビアの泉 』を下の少年と観た。 おそらく先週放送分だったのではないかと思う。 この日の『 トリビアの種 』で、私はまたも愕然とする。 『 一休さんの とんちなぞなぞ が解けるのは、100人中、?人 』 対象) 有名難関小学校へ入学するための進学塾に通う5歳の幼稚園児100人。 放映された園児は、母親の字で、姓名と志望小学校名も放送された。 母親は、近くの中継車でモニターを見ながら待機。 方法) 園児に母親が、 少し先に橋があるから、橋を渡って、御守を取って来て欲しいと頼む。 小さな橋の手前には、大きな立て札。 「 とんちなぞなぞ このはし わたる べからず 」 「べからず」が通じない場合を考え、 「 ( このはしをわたってはいけません ) 」と横に注釈。 園児は、立て札を読んでどうするか、というもの。 様子) どの園児も懸命に考えている様子が可愛かった。 ネタを識っており「簡単ぢゃん!」と嘯くような子は居ない様子。 心に残ったのは、 「こんなのは、なぞなぞじゃない!」と怒る女児。 「おかあさん(解けなくて)ごめんなさい」と泣き出す女児。 当然の如く、バッグから携帯電話を取り出し、母親に電話する女児。 大きな石を抱えてきては、何回も投げて、橋の安全を確かめて渡った男児。 静かに渡ってはいけないのかと思い、大声でぞうさんを歌った男児。 「ぅん。わかった!」と言って、くるっと後ろを向いて帰った男児。 「このはしわ たってはいけません」と思い、這い這いで渡った男児。 結果) 正解者は、100人中 ゼロ。 ……びっくり。 悩んでる様子の園児さんたちが可愛くて、と最初は笑って観てたのだが、 「ゼロ」と聞いて、一瞬冗談かと思い、笑えなかった。 私のなかでは「 あり得ない 」。 何故、そんなに驚いたのかを考えてみると、 絵本や、昔話、読み聞かせなどで、 『一休さん』は、幼稚園児さん、保育園児さんには、 標準装備だと思い込んでいたことに気付く。 『一休さん』は流行りでない? イケてない? そういえば、TVアニメの一休さんは、長い間やってたよね。 終了して何年になるのだったか。 それだけ、今の子どもたちには 読み物、お話のジャンルが多岐に渡っており、 判で押したような御伽噺、昔話、勧善懲悪物語ばかりでないということ。 これは、或る意味、喜ばしいことでもあるだろう。 子どもたちがそれぞれに、 自分たちが興味を持てるジャンルを選べるということだから。 児童文学、絵本の世界がそれだけ豊かに広がっている、ということだから。 逆に、イソップ、アンゼルセン、グリム童話などが、 いまの子どもたちにとって、標準搭載な物語ではない、ということは、 子どもたちに共通項な物語って、もうそんなにはない、ということ? TVアニメだったら、共通項となるのだろうか。 『ぐり と ぐら』は共通項かな? そのうち、桃太郎や一寸法師、金太郎なども 識らない子どもたちの方が大半になってくるのかな。 是非の問題ではないと思う。 けど、驚いた。 ふと、この園児さんたちが入学を希望している小学校(6校くらいあった)の 1年生さんたちにも、100名中何名? と やってみたら、どうなるのかな? と思ったりした。 今のおとなたちを世代ごとに、 桃太郎や一寸法師のあらすじの筆記テストをしてみるのも面白いかも。 で、下の少年といえば、 5歳児の携帯所持に1番ショックを受けてたようである。 欲しくて欲しくて、高校入試クリアで、やっと許して貰えた下の少年。 思わず、自分の携帯をすりすりっとしてたのが笑えた。 可愛い(゚゜)\バキ☆ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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