カテゴリ:本日のPTA
昨日、中学校からの封書が届く。 開封すると『緊急常任理事会』の召集状だった。 郵便で届いたのは初めてだったので、ちょっとドキドキする。 議題は 生徒の安全確保について 。 久々の中学校。 いつも通り30分早めに行き、校長室での会議前打ち合わせに参加する。 校長先生はじめ、正副会長には、義父の通夜、葬儀に参列いただき、 香典を頂戴していたため、御礼を申し上げる。 広島市の痛ましい事件 を受けての緊急会議であった。 これに先立って、 町の青少年補導員連絡協議会(こんな存在、初耳であったぞ!)が開催され、 【 町の子どもたちは 町で守る 】 ことを確認されたばかり、との由。 少女への黙祷から始まった会議は、まず 【 私たちの大事な子どもたちをどうやって守るのか 】 【 事件はひとごと、ではない。 ひとごとにしてはならない 】 との 校長、会長からの問題提起を受け、 常任理事を小学校区に分け、4~5人ずつの小グループで有意義な議論となった。 議論の中心となったのは、 ● 如何に危機感を継続して、日常の問題として頑張れるか。 ● 誰でもできる、できる形はどんなものか。 これに対し、すでに頑張っている小学校区が紹介された。 (NHKで紹介された京都の地区の運動に倣ったらしい)。 地域全体で、子どもたちを見守る体制作りを行う。 ● 地域のおじいちゃん、おばあちゃんたちは、朝の散歩を兼ねて 子どもたちと付かず離れずで、一緒に登校する。 ● いつも日常で行う朝の体操、朝の庭の水遣りなどを、 登校時間に合わせて庭や玄関先で行って貰う。 ● 日常されているジョギング、ウォーキング、犬の散歩などは、 下校時刻に合わせて行って貰う。 ● 年配の方々に、腕章をつけてもらって「ちょっと見回り」風に 散歩を心掛けていただく。 ● 子どもたちの意見、子どもたち目線に立って、 建物の死角や暗がりの多いところ等、危険マップを作成し、 注意を呼びかける。 ● 子どもたちに、日頃から声の出し方をレクチャーする。 「キャー」では受身。 咄嗟に出ない。 「ワー!!」と出すと、おなかから声が出て、立ち向かう姿勢が取れる。 この他、町内放送で町内パトロールの放送をして貰ったり、 放送に合わせて、腕章をつけて、買い物に出たり、散歩をしたり、 町民が不審者に対して【観てるよ】【守ってるよ】と意思表示をして行く。 等々、たちまち明日からでも実現できることから、ぽんぽん決議されていった。 形だけの会議でなかったことが、とても嬉しかった。 何より、会長のひとことは大きかったようにおもう。 【 地域はもう動いています。 子どもたちの保護者であるPTAが動かないでどうしますか? 】 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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