カテゴリ:観ました^^*☆
先週から楽しみにしていた『 NHKプレミアム10 』。 小椋氏の曲はとっても好きだったけれど、 申し訳なくも、このひとご自身のことは余り識らなかったので、驚きと感嘆と。 42歳のとき、次男さんが14歳で、原因不明の脳梗塞に倒れられ、 一時は物も言えず、心身が麻痺されていたが、 或る日突然、小椋氏が子どもたちのための曲を書いて歌うと反応されるようになり、 10年の闘病を経て、「健常」に近い状態にまで快復。 現在、ニッポンでも数少ない、琵琶をつくるひとになっておられること。 49歳で銀行を退職された後、再び東大へ学士入学され、そのまま院に進まれ。 6年間、誰よりも早く大学へ行き、毎日8時、9時まで勉学されたこと。 『 歌綴り 』 『 歌談の会 』と 新しい音楽の試みが次々と評価され、 薩摩琵琶復興にも力を注がれるなか、 57歳で癌の告知を受け、胃癌摘出種手術を受けられたこと。 癌を克服され、 現在は、『 歌綴り 』、『 歌談の会 』をますます充実させられ、全国を回る。 3月30日には、ミューザ川崎シンフォニーホールにて、 『 未熟の晩鐘シンフォニーコンサート 』の予定。 津軽三味線奏者・民謡歌手の高橋孝氏を高く評価され、 全面バックアップをされていること。。。。 等々、全く何も識らなかったので、目を丸くして観た。 そして、『 甘いオムレツ 』、『 山河 』、『 未熟の晩鐘 』。 新しい、でもやっぱり、小椋佳、を聴いた。 『 山河 』や 『 未熟の晩鐘 』は、 昔のものより随分哲学していらっしゃる、と聴いた。 あの素直でかつ深遠な、美しい言の葉とは違い、哲学。 だった。 でもそれは、そのまま、 次男さんが病に倒れられた日から、今日までの、 小椋氏の魂の軌跡でいらっしゃるのだろう、と思いつつ聴いた。 昔より、声がよく伸びていらっしゃる。 『 未熟の晩鐘 』は、そのまま、ジブリなどのエンディングのよう。。。 と聴いていたら、シンフォニーコンサートをされてるんですね。 くぅぅ。 新しい小椋氏の曲は、もう数回聴けば馴染むと思う。 今は、『 スーパー・ベスト I Debut 』 ( 楽天取り扱いなし ) '03年に新録音で出された、という『 スーパー・ベスト II Deja vu 』 ぽち、しちゃいそうで、キケンです! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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