2007/06/25(月)00:56
日曜日のクラス懇談会。
今日は、下の少年のクラス懇談会。
PTAのクラス役員であるおかあさまからの声掛けで実現した。
クラスルームに、市販の水のペットボトルとコーヒーメーカー、
クッキーやキャンディ等を持ち込んでの茶話会形式。
参加者は、紙コップやお菓子代として300円を払う。
可愛らしい名刺サイズのメモ用紙に、役員さんの手書きで
参加者のお子たちの氏名が書かれ、プラスティックのクリップで
それを名札代わりに服に挟む。
36名中、参加者11名。
本日は無理だが、次回があれば是非、とのお返事、14名。
本日欠席、次回も出席しない、とのお返事5名。
出席とも欠席とも返答なしが6名。
保護者の声掛けから始まった自主的なクラス懇談会。
初めての試みでのこのレスポンスは、素敵なことではないだろうか。
午前10時から12時まで、という予定であったが、
最初に自己紹介を兼ねて、我が子の日常、思うこと、感じていることを
一言ずつ順に話していく形をとられた。
そこに、突っ込みが入ったり、先生が茶々入れをされたり、
それにまた突っ込みが入ったり。
運動会直後 であるために、運動会の話中心に様々に話題が広がる。
あの素晴らしい鉢巻 誕生までの苦労話に、皆が感動する。
そんなこんなで、全員の自己紹介が終了したのが12時半(笑)。
そこから先生より「資料」として、広島大学のOA選抜ガイドが配られる。
資料がきっかけとなって、すっかり口が軽くなったおかあさん方から、
● とにもかくにも、全員センター受験、という体制はどーなの、とか、
●「国公立合格50%以上」という数値としての目標体制はどーなの、とか、
日頃の懇談会や進学説明会では、
思っててもとても出そうもない辛辣な意見、疑問が次々に飛び出す。
語り合い、笑い合い、また是非次回を!と約束してお開きとなったのが実に15時!
昼食も取らず、 5時間の 雑談 懇談 である。
それでもまだまだ別れ難く、そこから行けるひとたちでファミレスにて昼食。
私は義母との約束があったために、後ろ髪でひとり帰途につく。
いつも懇談会でお見かけするおかあさん、
はじめまして、のおかあさん。
みんなみんな、旧知の間柄のように目を輝かせ、ファミレスへ向かう。
その姿に車のなかから手を振りつつ。
小中時代の私の持論は、
保護者はとにもかくにも 【 学校へ行こう! 】 だった。
しかし、高校生ともなると違う。
自分が高校時代のことを思えば、保護者同士云々は小中時代と違って当たり前。
出る幕は殆どないはず、また出るべきもなし、と心得ていたつもりだった。
それでもやっぱり、今の時代、
学校に足を運んでみて、なんぼ、なんだなぁと実感する。
学校に足を運び、子どもたちがどんな環境のもと、どんな友たちに囲まれ、
どんな先生方に学び、笑い合い、楽しんでいるか。
或いは苦しんでいるか。
百聞は一見に如かず。
学校のことを余り口にしない少年なら尚更のこと。
高校生になったって、機会があれば【 学校へ行こう! 】
子どもたちが歩む進路の来たるべき大きな岐路を前に、
言わなくてもイイ言の葉を紡いでしまうことも、きっと少なくなり、
子どもたちが必要としている手だけをタイムリーに差し伸べることができ、
子どもたちが、こころの底で望んでいる言の葉を紡ぐことが、
きっとできるようになれる。
そんな勇気を貰えた今日の懇談会。
計画して下さったおかあさま、喜んで参画して下さった先生に感謝!