今日も元気で

　　　　　　『　夕凪の街　桜の国　』　のＤＶＤが、３月28日に発売される、と、
　　　　　　　土壇場サヨコさんから教えていただきました。　＼(^o^)／☆



『　生きとってくれて　有難う　』。


そう言って主人公を抱きしめる青年の言の葉と、
「　この父を、この母を、自分で選んで生まれて来たのだ　」と述懐する
現代に生きる七波が、

被爆し、友を全て喪い、ただひとり生き残った女性を
母　と呼ぶ、私のこころを救ってくれました。




↑　楽天ブックスなら２６％ＯＦＦだそうです。
20日AM8:00現在、残り26枚ですって。



　　　　　　　　　主人公の皆実を演じた麻生久美子氏は、報知映画賞主演女優賞、
　　　　　　　　　毎日映画コンクール女優主演賞、ブルーリボン主演女優賞を受賞。

　　　　　　　　　
　　　　　　　　　皆実のおかあさん役の藤村志保氏は、大河の『　風林火山　』での演技で、
　　　　　　　　　この６日にＮＨＫ放送文化賞を受賞されました。

　　　　　　　　　おめでとうございます！！　



　　　　　　　　　私にとっての藤村志保さんの最初の記憶は、
　　　　　　　　　実家の父母が観ていた、ＮＨＫ大河の『　三姉妹　』の次女役。

　　　　　　　　　幕末から明治維新を迎えるまでの動乱期を
　　　　　　　　　旗本の美しい三姉妹の視点から描いたドラマだったらしいが、

　　　　　　　　　美しい三姉妹　岡田茉莉子・藤村志保・栗原小巻が話題になり、
　　　　　　　　　豪華絢爛の美女岡田茉莉子さん、
　　　　　　　　　初々しい栗原小巻さんが一躍脚光を浴び、
　　　　　　　　　世の男性たちが「　コマキスト　」ブームに陥っていくなか、
　　　　　　　　　私は、清楚で凛とした佇まいの気品溢れる藤村志保さんに釘付けだった。（懐）


　　　　　　　　　以来、藤村志保さんを観る度、
　　　　　　　　　その抑えた自然な演技と、
　　　　　　　　　隠しても隠し切れない気品に、よく溜息をついたものである。

　　　　　　　　　『　夕凪の街　桜の国　』でも、それを強く感じた。

　　　　　　　　　この御方の広島弁は、それは見事だった。　本当に自然だった。
　　　　　　　　　凄いひとだなぁ、と思った。







原作本は、本当に本当にお勧めです。
１人でも多くの方々の傍らに在って欲しい、本です。





　　　　　　　　　このＤＶＤは、レンタルされるのでしょうか。

　　　　　　　　　願わくば、『　夕凪の街　桜の国　』を、
　　　　　　　　　　　　　　ひとりでも多くの方々が、観て下さいますように。
　　　　　　　　　願わくば、『　夕凪の街　桜の国　』が、
　　　　　　　　　　　　　　ひとりでも多くの方々のこころの傍らに在りますように。




　　　　　　　　　　＊　私の　『　夕凪の街　桜の国　』の原作レビューは　こちら　（　2005/05/18　）

　　　　　　　　　　　　２度目のレビューは　こちら　（　2005/08/06　）

　　　　　　　　　　　　映画レビューは　こちら　（　2007/09/13　）