カラオケ三昧？

　　　　　　　先週の木曜日に。 　　　　　　　木曜は自分の定休日なのに、「　いつも病院で　いないヽ(`Д´)ノ　」と 　　　　　　　むくれた夫の機嫌を取るため、病院の後、隣市まで映画を観に行った。 　　　　　　　主治医の先生の都合で、月１の定期通院を木曜日としたことから、 　　　　　　　いつか　はぶてる（　＝　むくれる　の広島弁　）だろうとは思っていた。 　　　　　　　それでも、通院日が木曜になって１年は爆発しなかったので、 　　　　　　　これでも　もった　方なのだろうか(-_-)。 　　　　　　　それとも、下の少年も巣立ってしまい、独りきりのお休みが淋しいのか。 　　　　　　 　　　　　　　むくれた夫へのサービス(汗)とばかりに、 　　　　　　　映画館への往路、夫が是非聴きたいと持参した拓郎のＣＤを聴き、 　　　　　　　復路は浜田省吾のＣＤを聴く。 　　　　　　　懐かしい曲ばかりで、ついつい盛り上がったのだったが、 　　　　　　　　　「　そうだ！　来週はカラオケに行こう！！　」 　　　　　　　耳を疑うような提案をして来る。 　　　　　　　　　「　マジ　ですか？　」 　　　　　　　　　「　運転手で、君が飲めんのは可愛想だから、 　　　　　　　　　　　ホテルが近くにあるカラオケＢＯＸを探して、一緒に飲も飲も？ 　　　　　　　　　　　めいっぱい歌って、後はホテルに泊まればいいぢゃん？　　」　(o_ _)oポテッ 　　　　　　　ホントに本気なのかと、運転しつつ、夫の顔を横目で伺うと、 　　　　　　　物凄いことを思いついた自分って偉い、とばかりに、目をきらきらさせている。 　　　　　　　、、、、ダメだ、こりゃ。 　　　　　　　ここまで舞い上がってたら、ＮＯ　と言ってヘコむのをみるのが辛い。　　 　　　　　　　　　「　ホテルに泊まるのはダメ　」 　　　　　　　　　「　工エｴェｪ（´д｀）ｪェｴエ工工　　何で～～　　」 　　　　　　　　　「　そんなお金は遣えません。 　　　　　　　　　　　私は飲まなくていいから。　フツーのカラオケＢＯＸだけにしよ？　」 　　　　　　　　　「　工エｴェｪ（´д｀）ｪェｴエ工工　　君が可愛想ぢゃんん～～　」 　　　　　　　ここ２年、殆ど断酒状態で、別に飲まなくても平気だから、可愛想ぢゃないこと。 　　　　　　　２人で飲むのなら、幾らでも自宅で飲めるし、 　　　　　　　メインは「　カラオケで歌いたい　」ということなのだから、 　　　　　　　しっかり歌って帰ろうね、と納得させる。(-_-) 　　　　　　 　　　　　　　　夫と私は職場の同僚で、常に２人でペアを組んで仕事をして来た。 　　　　　　　　良き酒飲み友だちであり、互いに自慢の喉を披露するのは楽しかった。 　　　　　　　　結婚後に別々の職場となり、互いの残業後に待ち合わせて食事をし、 　　　　　　　　スタンドバーで看板まで飲み、歌いまくり、 　　　　　　　　歩いて当時のアパートへ帰宅したのは、 　　　　　　　　今でも忘れられない楽しかった想い出である。 　　　　　　　　実家が厳しかったので、帰宅時間を気にしないで飲める、なんてことは、 　　　　　　　　人生始まって以来の解放感で、底なしの楽しさだった　――。 　　　　　　　　この地に転居して、13年。 　　　　　　　　中央への交通機関が限られている土地であるため、仕事での会食はあっても、 　　　　　　　　夫と２人で飲みに行ったことは１度もないし、ましてカラオケなど。 　　　　　　　　クラブバレーのメンバーやＰ連バレーのメンバーで歌ったことが、数回。 　　　　　　　　夫も外で会食や接待めいたものは度々あっても、カラオケはないハズで、 　　　　　　　　何やら急に、むずむずしたようである。。。 　　　　　　　　　　「　判った、判った。　判りました！　　」 　　　　　　　　口では了承しつつ、ホントに、本気で、カラオケですか？　マジですか？ 　　　　　　　　どーにも、信じられないまま、 　　　　　　　　定休前の水曜夜、夫が帰宅してくる電車の時間に合わせてこの地を出発し、 　　　　　　　　中央の「　街　」で待ち合わせる約束となったが、 　　　　　　　　どーせ　流れることだろう、と本気にしていない私。 　　　　　　　　が、水曜朝にメール。 　　　　　　　　　　「　今夜だね～ん　　」　(o_ _)oポテッ 　　　　　　　　本気なんだ～～。 　　　　　　 　　　　　　　　ガソリンがこころもとないため、隣町で給油し、 　　　　　　　　午後９時過ぎに駅前で出逢えるように、午後８時過ぎに出発するとして、 　　　　　　　　２時間もあれば充分だろうと、お風呂の予約を午後11時半にセットする。 　　　　　　　　何を着て行くか迷うが、夫がスーツなので、それなりに。 　　　　　　　　ちゃんと駅前に９時に到着したけれど、夫は来ない。　メールも来ない。 　　　　　　　　　　　出掛けに、社内ネットで少々気になるやり取りを読んでいたため、 　　　　　　　　　　　きっとそれで帰られなくなったのだ、 　　　　　　　　　　　メール連絡も出来ない程、ドタバタしてるんだ、と推測する。 　　　　　　　　　　　　　　やっぱりなぁ。。。 　　　　　　　　　　　　　　２人でカラオケ、なんて、実感湧かなかったもん。 　　　　　　　　どちらにしても、11時を過ぎれば、うちの町までの電車はないので、 　　　　　　　　夫を迎えに、この駅に来なくてはならない。 　　　　　　　　駅前の書店は午前零時まで開いているため、 　　　　　　　　とりあえず閉店時間までは、書店で時間が潰せる。 　　　　　　　　閉店後は、駅前ロータリーで車内で待てばいいし、 　　　　　　　　夫も電車に乗れば、私宛にメールもできるはず。 　　　　　　　　そうして待って、『　酢トマト　』　レシピを入手し、書店も閉店し、車内で待つ。 　　　　　　　　思った通り、夫から来たメールは、零時半の最終便で到着との由。 　　　　　　　　　　「　君も疲れただろうし、私も待ち草臥れたから、今日は帰ろうね？ 　　　　　　　　　　　　カラオケはまたにしよう？　」　と送る。 　　　　　　　　　　　返って来たメールは、 　　　　　　　　　　「　え～～～？(;;)　　。。。じゃぁ、明日にする？　」　　(o_ _)oポテッ 　　　　　　　　　　　どう返したものか考えてたら、続けて来るメール。 　　　　　　　　　　「　そのＢＯＸが何時までか、だけど、３曲だけでも歌って帰らん？　」　　(-_-)。　 　　　　　　　　　　　明日もこの街まで出掛けて来るのは、ちょっとしんどい。 　　　　　　　　　　　木曜夕方はいつも義母宅へ行く約束をしてるし。 　　　　　　　　　　　どーする？　どーする？　＞　ぢぶん　　（　続く　）