2008/08/07(木)08:38
祈鶴 の 行方。
職場の若い後輩の提案で、今年は皆で千羽鶴を折り、
『 原爆の子の像 』に捧げることができたのだったけれど。
そらしどママさんが、折鶴を「 祈鶴 」と呼んでらして、
あぁ、ほんとだ。 その通りだ。 と胸が熱くなる。
そういえば、『 祈鶴 』のタイトルで、
柴田よしき氏が、書いていらしたような。。。
柴田氏は大好きで、数多く揃えているが、
でも、RIKOシリーズや炎都シリーズが強烈なため、
つひ、猫探偵正太郎シリーズはスルーして来たのだったが、
ちゃんと読まなくっちゃ(滝汗)。
平和公園の千羽鶴は、
以前はいっぱいになると焼却されていたのだったが、 現在は違う!
『 原爆の子の像 』の佐々木禎子さんに捧げられる千羽鶴に
希望と再生の意義を持たせ、
NPOである『 千羽鶴未来プロジェクト 』 が発足。
【 鶴の恩返し 】
奉納された千羽鶴を70%使用した再生紙による、
ノート、ボールペンなどがつくられ、
広島平和公園内のレストハウスで販売されている。
収益は、開発途上国の子どもたちに、
ノートやボールペンを贈るために使われている。
。。これって、もしかしたら、まだまだ余り識られていない活動だと思う。
鶴を折ったから、といって、何がどう変わる訳でもないのだけれど。
けれど、戦没者を悼み、平和を願う、
民草の祈りのこころが込められた折鶴のひとつひとつに。
それを折っていく過程において。
それを形として目にする、その瞬間において。
祈りのこころは確かに共有され、ひとは想いを新たにし、
また、一歩、前に踏み出して歩いていけるのではないか。
そしてその祈鶴が、また新たに生まれ変わり、
ノートやボールペンになって、子どもたちを助けてくれる。
子どもたちに夢を与えてくれるのだ――。
まさに、希望 と 再生 の物語である。
ヒロシマのお土産として、
定着すればいいなぁと思っていた私自身が、
今回、ネットでも購入できるのを識り、
大量購入を検討中 ^o^;。
。。そうだ、カウプレにも(//▽//)☆