2009/03/29(日)12:15
ゲネプロ前の 照明、マイク位置あわせ。
ミュージカル本番3日前。
大勢のスタッフがスタンバイされるゲネプロを翌日に控え、
照明位置、マイク位置を頭に入れながらの通し稽古。
主役級は、ピンマイクをつけるが、
私などは舞台4箇所にセッティングされる置きマイクの位置を叩き込み、
効率よくマイクを利用できるよう、それが自然に振舞えるよう、動きを調整する。
いつもと変わりない先生の怒声を浴びながら、
もう、後はないのだと、さすがに皆の顔も引き締まっている。
出番が ほんのぽっちりの私でさえ、これだけ不安で緊張してしまうのだから、
長台詞が多々あり、泣かせる場面を請け負う主役なメンバーさんたちの緊張は
如何ばかりか、、、、と思うのだが。
少なくとも これまで何度も舞台を踏んできた子どもたちは、
早く衣装を身に着けて、早く舞台化粧を施されたい。
口々にそう言っては、目を輝かせ、
期待ではちきれんばかりに 本番までの時間をカウントダウンしている。
頼もしいこと! と 思いたいけれど、
正直、素人の私の目から観ても、まだまだ「 完璧 」な仕上がりには程遠く、
これって、「 浮き足立っている状態 」 だとは言わないか?
こんな仕上がり状態で 平気で、舞台を踏める、と思っていることが不思議で、
この根拠のない自信、は 何処から来るのかが不思議で、
異様なほどの盛り上がりの空気に溶け込めず、
独り、輪の外でおたおたしている。
スタッフの御方がそれに気付かれたか、
「 りうりうさん、この子たち、皆本番に異常に強いんです。
本人たちが、その魔力を必要以上に過信しているところが
困りものですけど。
大丈夫! 本番では ヤりますよ! 」
ぅぅぅ 。
これだけ瞳を輝かせているお子たちだもの。
当日、彼らがこの輝きで元気いっぱぃに 語り、歌い、踊るだけで、
伝えたいことは伝わるのかもしれない。。。。
ひとを 心配している場合ぢゃない > ぢぶん
そんな暇があるのなら、その分、自分の役を仕上げるのだ!
ふぁいと、ふぁいと > ぢぶん
この日は 生憎の大雨。
でもでも、金曜で幸い。
この金曜土曜にしっかり降って貰い、
どうぞ本番の日曜日は、皆さんが足をお運びいただけるよう、
是非是非 晴れて欲しいと 祈るような想い。
、、、自他共に認める「 絶対晴れ女 」 の 私。
本領発揮するのは今こそ! (笑)。
生憎の土砂降りでも構わないやう、
今回 練習用に買ったポリエステルの和服のなかで、
思ったより似合わず、すっきりとも見えず、気に入っていない、
買ったのをちょっと後悔している和服(汗)を着て来たことが、
何気に自分のテンションに影響を及ぼしていることを感じる。
この日に来られた、本番にお世話になるスタッフの御方に、
「 りうりうさん、まさか、そのお着物、本番用ではないですよね? 」
と訊ねられたことも、
和服込みで自分自身がダメ出しされたやうで ヘコむ気持ちに拍車をかける。
今更のやうに。
着るもの、って大事なんだなぁ、と痛感する。
そのTPOは大前提だけれど、
何より「 自分 」のポリシー通りの。
自分が好きで、似合っていて。
その場にそれを着ることを選んだ自分が
胸を張って纏っている、ということ。
大事なんだなぁ、、、と。
嗚呼、でもでも。
和服に目が肥えちゃうと、
余りの奥の深さ、高価さに。
観るだけ なら イイけど、
不幸の元だわ^o^; > ぢぶん
んなことよりも、本番、本番っ!