2009/09/26(土)08:13
道真公のお膝元。
大宰府を訪れるのは、
出発2週間前に飛び込みで入った旅行会社で相談したところ、
係の御方に「 あの、、フルムーンにはお勧めですけど 」と言われながら
決定した 鄙びた温泉めぐり、な新婚旅行の帰路、
ふらりと立ち寄って以来であるから、まさに四半世紀ぶり(滝汗)。
和菓子の苦手な私であるが、焼きたての梅が枝餅は美味しかった。
今回目指すは九州国立博物館。
道中、ところどころの風景は、確かに覚えていて、
懐かしいようなこころもちがするのに、
駅やら参道やら、
阿修羅展での 人混みの多さも相まって、
ええええ 大宰府って、こんなだったっけ??
しばし、困惑してしまうような 変貌ぶりである。
また、九州国立博物館の位置にも驚いた。
「 あの 」太宰府天満宮を遥かに見下ろす位置に建てられているのである。
学問の神さま、でおわすため、
博物館の位置に どうこうおっしゃられる御方ではあるまいが、
なんと思い切ったことをされたものだと、驚きまくり。
さすがに建物そのものは、天満宮からは木々に隠され、
ガラス張りのぴっかぴかの斬新近代建築は 見えないように配慮されている。
この国内4番目にできた「 九博 」てば、1899年( 明治32年 )に、
岡倉天心が「 九州国立博物館設置構想 」を提唱して以来、
実に 100年もの念願を果たして設立されたものであったのですね。@@
この度は、とても道真公へお参りする余力なく、松ヶ枝餅にも手を伸ばさず、
ただただ鳥居の向こうに深く頭を垂れて失礼する。
参道の敷石タイルが
とても素敵なので、
思わずカメラを下に向け
写していたら、
母が 参道を外れた一般道の
マンホールの蓋が、
「 道真公のお膝元らしい
梅尽くし! 」
と嬉しそう。
2月生まれの母は、
梅花をとても愛しているのだ。
こんなお花いっぱぃの蓋があるなんて
今まで気付きもしなかった!
マンホールの先で見つけた、
ちっちゃな仕切弁の蓋にまで
梅が入っているので、
敷石も梅だったら良かったのに、、
と思った瞬間、
そうか、梅を踏んで歩くのは
畏れ多いからNGなんだ! と気付く。
太宰府天満宮はもちろん梅のマークだし、
お神酒は梅酒だし^^*☆
で、帰宅してググって調べると、福岡県の県花が「 ウメ 」。
太宰府市の市花もウメ。
マンホールや仕切弁の 中央のマークは、太宰府市のマーク。 (o_ _)oポテッ
大宰府市はともかく、
福岡県までウメなのは、やはり道真公の縁??
調べたら、やっぱり正解!
1954年、NHK植物友の会が、
太宰府の梅にちなんで決定したそうです\(^o^)/☆