テーマ:気になったニュース(30231)
カテゴリ:ニュース
昨年は、実家で、夫と3人で黙祷したな と 思いながら、独りで黙祷。 朝日新聞の17日朝刊一面での記事面積は、天声人語のほかには 写真入りではあるが、随分小さな記事になり、 ただ、大阪府内の大手ッゼネコンや設計事務所の技術者たちが 法廷の耐震基準より厳しい、独自の基準作りに乗り出したことを 大きく取り上げてあった。 2面では取り上げられておらず、3面でハイチ地震の記事、 そして、いつも2本ある社説の1本が「 政権と震災 」という小見出しとともに 阪神・淡路大震災について取り上げられていた。 ハイチでは、死者が 最大20万人、との悲しい予測が打ち出されており、 そのなかで、74時間を越えて、瓦礫に埋もれたなかから、 49歳の女性がブラジルの救助隊によって救助されたニュースがこころを熱くする。 昨年の1月17日の朝刊データと、昨年の全世界的不況状況と。 重ね合わせて想いをはせれば、 切ないほどに頑張っている民草の報われる日々が ますます遠くなって行く――。 お金が ない ! 信じられないほど 必要なところにお金のないこの國で。 せめて、予算を予算案通り、きれいさっぱり消化しやうと 年度末に近付くと滅多矢鱈に無駄に消費する「 官 」の在り方を きっぱりすっぱり改めるため、 民主党は かりかり きっぱり 動いて欲しい。 政治門外漢の私には、これほど何のシステム構築も要らず、 簡単に実現できる改革って他にない、と思えてならないのだけれど。 高速道路無料化やら子ども手当やら、 ( そんななかで何しとるか! > 小沢! ) ヤってる場合ぢゃない、と強く想うけど。 各自治体は、突発的な災害に備えてきちんとプールするとともに、 予算見直し、倹約、合理化を進め、年度末に少しでも予算が余ったなら、 迷わず災害対策金へプールしていただきたい。 國をはじめ、各自治体が常にそう備えていくことによって、 有事に機敏に動くことができ、 他自治体へも善意の手を即座に差し伸べることができるはずだ、と。 ハイチへ送った巨額のお金を、お貧乏な我が國は何処でどう捻り出したか。 次に何処かで災害が起きたなら。 万一、自國で災害が起きたなら。 また、捻り出すことができるのか?? 本当に必要なところへ、必要なお金と人員、資源を。 ( 我が家もそうだ。 本当に必要なところへ必要なお金と資源を! ちょっと待て、それは本当に必要か > ぢぶん(;;) ) そのために、何をどうすることが必要で、國は政府は自分は何をするか。 、、、昨年と全く、同じことを想わざるを得ないのって、結構 しんどい。 16日に フジTVにて放映された、神戸新聞の記者たちが、 それぞれの立場で苦しみながら、新聞を作り続けた闘いの ドキュメンタリードラマ 『 阪神・淡路大震災から15年 神戸新聞の7日間 ~ 命と向き合った被災記者たちの闘い ~ 』 を 録画した。 夫が一緒に観よう、というので、夫の定休日を待って観る予定。 被災され、地獄絵図のなかで、生き残った方々は、 皆等しく、自分が生き残った意味を自らに問い、 如何に生きて在るか、それぞれに向き合い それぞれに闘って来られた日々であろうと思う。 被災された方々へ想いを寄せる度ごとに、 被爆して友を全て喪い、独り生き残り、 自らが生き残った意味を問い続け、 ストイックに生きる母の姿に重なり、 平静ではいられない。 この國は、いつ、何処で大震災が起こっても不思議でない。 ひとごとではないことを改めてこころに刻み。 昨年、叱咤された『 天声人語 』を再読し、またもやぎくりとする。 「 備え 」とは、ゴールの見えぬマラソンのようなものだ。 いつしか走るのをやめて座り込んでいないか。 そう、そうなのだ。 単なるメモリアルにしてはならない。 この日だけ こころ引き締めるのでは、意義はあっても意味はない。 復興への闘い を 「 風化との闘い 」 にしてはならない。 起きる地震は止められない。 だが被害は、増やすも減らすも人間次第である。 時の流れに抗して遺訓を生かす構えが、これまで以上に必要になってくる。 ( '09.01.17.『 天声人語 』 ) イラストは ぴぐまっくさん 『 …泪… 』。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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