2010/03/01(月)09:09
チリ で M8.8の地震。
バンクーバーからの中継に釘付けになっているときに
チリでM8.8もの地震があった旨のテロップが流れ、驚くも
その後 ずっとNHKにしているのに第2報は入って来ず、
相変わらず ずっと 五輪関係の放送ばかり。
そのうち、「 死者122人 」というテロップが流れ、
少し安堵するも、つい先日に起こったハイチ大震災が思い起こされる。
M8.8であれば、被害がこんなもので済むハズがない。
地球の裏側からとはいえ、この時点で死者122人と数字が出たということは、
震源地に近い場所は、過疎地ではない、ということではないだろうか。
これから、時間が経過していくに従い、
また悲惨な光景、胸痛む情報が配信されてくるのではないか――。
不吉な予感に、「 チリ地震 」でググってみてみると、
どのニュースサイトも、さすがに未だ余り詳しい情報が把握されていない。
皮肉にも、かつてのチリの大地震から起きた大きな津波被害を
日本が受けて今年は50年目にあたる、ということで、
危機管理意識の向上を訴える新聞記事などがヒットする。
50年前にM9.5という史上最大規模のチリ大地震があり、
その余波が 5~6mもの「 津波 」という形で日本まで押し寄せ、
142人もの死者・行方不明者を出した、と。
今回もきっと津波が来る!!!
チリという國は その國名、地形から、
小学校に習って以来、しっかり覚えた國ではあっても、
私にとって全く「 遠い 」、地球の裏側の國だった。
それでも こんな風に私たちは繋がってるんだ、と
実感させられる。
私たちは同じ地球という星に棲む
地球人であるのだと。
17年ぶり、過去4回出されたという大津波警報が出されたが、
3月1日現在、幸いにも日本での津波被害は大事無く済みそうである。
が、チリでは死者数が400人を越え、
被災者は全人口の1割弱にあたる約150万人にのぼるであろうこと。
現在も 震源から115キロの距離にあるコンセプシオンで倒壊したビル中に
約100人が生き埋めになっている可能性がある由。
これから、どんどんと実情が掴めて来る――。
どうぞ、1人でも多くの方々が救出されますように。
どうぞ、2次被害が抑えられますように。
。。。そして私たちは、できることをできる形で。