2010/08/30(月)13:47
ドラゴンフルーツ♪
夫の定休日。
あれこれ諸々で、鬱々としている私の気を引き立たせるためか、
夫が 同僚の住む街の焼肉屋さんに連れてってくれる、という。
職場の同僚が在住しているその街には、
街名を冠する 『 黒瀬牛 』 という良き牛がおり、
そのお店は、お安く 黒瀬牛が食べられて、
他の料理も美味しく、とってもイイ店であり、よく家族と行くのだ、
お勧めだよ、と 教えて貰って久しい。
黒瀬牛は、県北の三次市場にて、買い付けられた
生後8ヶ月~10ヶ月の雌の子牛を 20ヶ月前後かけ、
黒瀬の大地と黒瀬の有機堆肥で育てられた麦藁で育てられた、
未経産のために きめ細かくて柔らかで風味高いと評判の和牛。
リーズナブルに食せるなら、紹介されたそのお店に、いつか、行ってみやう。
そして、イイ感じだったら、少年たちが帰省した折に連れて行こう、
、、、などと言いながら あっという間に数年が経過。
1つには、私自身が、つい、職場などでの会食ならともかく、
家族で食べる焼肉なら 家で食べる方が安上がり、贅沢は敵!
と思ってしまうことと、
肝心の少年たちが、帰省の度に
「 焼肉なら、食べ放題のお店で 時折食べてる。
外食に連れてってくれるなら、是非とも、握り寿司が食べたい! 」
なので、黒瀬牛には無縁のまま、幾星霜。
それが、いきなり、イベントでもないのに
「 今日行こう! 今から行こう! 」
と 夫が言い出したので 驚きながらも、
そう言ってくれる気持ちが有難く、出掛けることに。
運転しながら、場所を聞けば、いつも私が通る道。
そう言われれば、確かに道路に面して 肉屋さんがあり、
その奥に、焼肉屋さんらしき暖簾が下がっているのを目にはしてた。
けれど、失礼ながらも、入口を見る限りにおいては
煤けた感じの 小さな赤提灯的 一杯呑み屋さんな感じで、
その街に美味しい焼肉屋さんが在る、とは耳にしても、
当該店かも?? などとは、ち~っとも思わなかった お店である(゚゜)\バキ☆
ところが 暖簾をくぐって驚いた。
そして、外見だけで安直に判断してたことを申し訳なく思う。
店内は、想像以上に ゆったりと広くて、内装もすっきり。
入って右側、左側と 座敷とテーブル席とに分かれているのだが、
間仕切りがなく、その分ゆったりとスペースが取られ、
明るく、広く、開放感があり。
テーブル席も、どっしりとした大きな6人でも十分イケそうなテーブルで、
毎日、床まで デッキブラシで磨きたてられてるような清潔感が嬉しい。
これは、、、まるで、知るひとぞ知る、隠れ家的お店みたいだ~。
私たちが行ったのは、平日の遅めのランチ、という時間帯で、
唯一 座敷側にいらしたお客さまも、お勘定される雰囲気。
、、となると、私たちだけになり、
ほんとなら、ご迷惑かも、、、といった空気は微塵もなく、
にこにこにこと 笑顔いっぱぃな下の少年と同い年位の
可愛らしい青年が 希望したテーブル席に案内してくれて。
メニューを見れば 焼肉以外の酒肴も充実してて、
デザートも、各種ソフトクリーム、
手作りケーキから手作りシャーベット、手作りゼリー。。。
それらがまた、リーズナブル。
女子学生さんたちも、安心してコンパができそうな感じ。
ん? 手作りケーキは、限定 1日8名さままで?
あぁ、そうか。
それは、きっとマスターがワンホールしか焼かないからだ!
これは絶対、ケーキをいただいてみなくては!!
けれど、終始笑顔の可愛らしい青年が 担当してくれて、
ほんとにリーズナブルな黒瀬牛をはじめ、
あれやこれやと美味しくいただき( この辺りは後日また )
さすがにケーキはもう入らず。
満腹だけれど 折角なので
「 手作りシャーベット 」をいただこう、ということになり。
カレーと同格かそれ以上。
苺を死ぬほど好きな夫は 当然 苺シャーベット。
私は、、、、迷いに迷い、
ふたりとも初体験であり、興味津々なるドラゴンフルーツに決定する。
きゃ~~~
やって来たドラゴンフルーツシャーベットは、
この画像の向こうに見える、やっぱり丸のままな 夫の苺に比べ
でかいこと、でかいこと
そう、ここまで出されて来た器も
さりげにお洒落なので ポイント高かった☆
丸のまま半分にして
果肉を繰り抜き、
生クリームと一緒に
ミキサーにかけたか何かで、
また詰め直して
シャーベット化されたもので、
キウイに似た酸味が程よい感じ。
美味しいっ
一口ずつ交換したらば、
夫の苺も、苺のなかに練乳が入っており
素材を丸ごと生かしたイイ感じの
シャーベットだった。
で、大満足で食べ終わった後、
なんと 【 サービス 】 ということで、柚子のゼリーもいただいちゃったです!
「 サービス 」 で お出しいただき、
びっくりして、写真撮るのも忘れて食べ始め、
途中で慌てて撮ったので、
器の周りが 綺麗でなくてごめんなさい。
上半分はババロアになってて、絶品でした^^*☆
なんだかね、ひとつひとつ、
マスターが 楽しんで いとおしんで
つくっておられるのが伝わってくるようなお味。
( もしかしたら奥さまがつくられてる?? )
お勘定の際には、マスターさんがレジまで出て来られ、
満面の笑顔でご丁寧に挨拶をいただく。
もしかしたら、マスターの息子さんかも、と思っていた
笑顔の好青年は、従業員さんでいらっしゃることが判るが、
マスターがこの青年をこころから愛し、大切に思われてるご様子。
そして青年がマスターを父親のやうに慕っている様子がびんびん伝わってきて、
このお店の清々しさ、イイ空気は、
ここから生まれているのだ、と気付く。
黒瀬牛やお料理が美味しいのも 勿論だけれど。
職場の同僚も、そこに惹かれて ご家族で足を運んでいるのではないかと思う。
有難う の気持ちいっぱぃで、
私たちも 笑顔で 気持ちよ~くお店を出ることができ。
「 少年たちは 握り寿司でも
私たちだけでも、きっとまた来るぞ! 」
後からググると きちんとしたサイト
があってびつくり(滝汗)。
色々と地域活動もなさって来られたんですね!
これまで 識らないでいて ごめんなさいm(__)m