2010/09/15(水)21:28
ひとりごと。
16日 午後3時。
義母の付き添いから戻り、シャワーを浴びて へたっていると
上の少年が汗まみれで 広島から帰って来る。
「 ぅわ、メールくれたら駅まで迎えに行ったのに~~ 」
「 メールしたしぃ。
でも、おかあさん、忙しそうだったから 」
なんですと?
慌ててケータイを観たら、メールボックス満杯の表示(o_ _)oポテッ
ごめーん
メールボックスが満杯で、受け取れてないみたい。 申し訳ないっ!!
でも、一息入れたら、
君を待ち侘びてる、おばあちゃんちへ行って下さい(滝汗)。
夜。
帰宅して来た夫と楽しそうに日本酒を呑み交わす
上の少年の声を聞きながら、リビングでうとうとする。
うとうとしながらも、下の少年のことが頭から離れないところに
「 ねぇねぇ、弁護士会の会費って、5万円なんだって! 」
夫の驚愕の声に起こされ、
「 え"~~!! 年に5万も?? 」
大恐慌で 脳が覚醒した私に、
「 月っ! 月に5万っ!! 」
「 でぇえええ 」
確か、弁護士会に入らないと弁護士として認められないのだから、
弁護士になるなら、強制的に月5万。 って、年間 60万 ??
ふぇえええ。 識らなんだぁああ
上の少年によれば、弁護士になると、
「 日弁連会費と単位弁護士会費と単位弁護士会内支部会費その他 」 で
平均で 月に5~8万円 、最低、年間60万が必要との由。
なんでも
「 わが国の弁護士制度は 他国に類を見ない
行政から独立を保障された自立権能を有し、
弁護権の独立を維持するとともに、
国民から負託された多様な人権擁護活動を担っていることにより、
多額の経費がかかる 」 んだそうである。@@
なんだかよく解らないけれど、
全ての弁護士が強制的に加入することで、
弁護士の懲戒権を含めた自治権を弁護士会が持つ、ということなのだろう。
崇高な理念を持つハズの偉いひとたちが そう決めて、
皆がその在り方を認めてるのだから、それでイイんだろうけど…。
ドラマや映画、小説等で よく出逢う ステロタイプの
超セレブな弁護士さんたち と お貧乏な弁護士さんたちと。
なんだか その構図が、初めて 理解できた気がした。
理想はどうであれ、
自力で奨学金も返して行かねばならないような新米弁護士さんたちは
実績や人脈をこれから作っていかねばならないのであり、
新人であるが故に、丸っきり収入がなかったとしても、
少なくとも 奨学金+月5万の弁護士会費を支払って行かねばならず。
最初は、企業形態をとる大きな法律オフィスのようなところへ
所属したいことだろう。
東京の大きなオフィスだったりすると、
新人でも年収が1000万を超えたりするようである@@。
んでも そういう弁護士さんは ひとにぎり。
大小さまざまのオフィスで、それなりのキャリアを積み、
独立できたとしても、事務所の地代、家賃、年間60万の弁護士会費。
そうでなくとも、新司法試験では、ロースクールを卒業しなくてはならず、
多額の学費が掛かっている。
なかなか 依頼される仕事を『 選ぶ 』ことはできないであろうし、
ドラマのように、真に困っているひとびとのため、
赤貧に甘んじても、自身の信念を貫き、
【 徹底的に調べつくし、事件を解決する 】 なんて、
簡単にできることぢゃないことが、胸にしみる。
月末から 東京の巨大法律オフィスへエクスターンだとのこと。
交通費は勿論、ホテル宿泊代、食費も全てあちら持ち、との由で、
大阪と東京の法律オフィスの雰囲気は正反対だとの巷の噂を
検証したい、と 楽しみにしている様子。
ついては、ノートPCも持って行くので、もう何年も使っていない
夫の出張用のスーツケースを借りたいというので 出して来たら。
なんとも お間抜けに落書きされた DoCoMoダケが
スーツケースにぶら下がっていたので、爆笑する。
こんなことするのは、勿論 下の少年。
そいえば、修学旅行のときに これを持って行った??
君は、その場にいなくても 笑いを取れる奴だよね(笑)。
早く早く、元気になってね。