テーマ:中学校って・・・(601)
カテゴリ:本日のPTA
17日。 2年ぶり に 美容院へ行く。 腰の長さを越えた私の髪に、「 クソ長いよっ!! 」と叱られ、 思い切って 40cm程度カットして貰い、 アップし易いよう ゆるめに掛けて貰うことに。 仕上がるまでの間、よもやま話に花が咲き、 そこへ帰宅して来た 礼儀正しく爽やかな 中学3年生の息子さんの話になり。 はにかみながら、きちんと挨拶のできる彼は 現在サッカーに夢中で、 高校でもサッカーを続けたいと願っており。 素質がない訳でない彼を ご両親は応援し、 彼の希望と彼の成績、家の経済事情、卒業後の進路も鑑み、 進学先は、是非、公立へ。 それもできれば、サッカーの強豪高である県立工業高校か、 市立工業高校に 挑戦したいと願っておられ。 先日、進路決定のための三者懇談会があるとのことで、 お店の都合をつけて、頑張って おとうさまが出席されたのだったが。 担任の先生は、ハナから 「 息子さんの成績では 公立は無理です 」 考えるだけ無駄、と 一刀両断で、 希望していない市内の私立男子校1校に決定、終了! と、その男子校の資料だけを渡され、ものの5分で 席を立つよう促されたため 唖然としたとのこと。 聴いていた私も 耳を疑う。 現時点の彼の成績で そう判断されたにしても、 まだ、公立高の受験まで 4ヶ月近くある。 何故、彼が、ご両親が、そう願うのか。 彼やご両親の希望と現実との乖離を埋めるため、 夢を叶えるため、には、どんな努力が必要か。 努力しても努力しても叶わなかった場合に備え、 彼やご両親の希望の次善策には、 どういった高校が、どういう観点から 勧められるか。 その高校を卒業した先には どんな進路が拓けているのか。 自分が担任をしている生徒に 適していると自分が判断した高校を 生徒や保護者が想定していなかった場合、 選択肢に加え、ご家庭内で 検討を重ねて貰うために、 その高校の特長をきちんと説明し、「 指導 」する。 それが 「 進路相談 」 やら 「 進路指導 」であり、 そういったことを 「 懇談 」 するのが、 進路決定のための 「 三者懇談 」 ではないのだろうか。 少なくとも 子どもたちの将来を左右する夢や希望に対し 「 考えるだけ無駄 」なる暴言は 許されていいハズがない。 そう憤った私に 「 りうさんってば、話せる!! 」 と、 市内の数少ない 公立、私立校以外は、資料も持たず、 生徒を観ず、テスト結果の偏差値だけで語られ、 市外希望する親子に対し、とても露骨に面倒がっておられる担任に 怒りを通り越して、悲しかったのだ、と こぼされる。 そういう話は とても辛い。 まさに 私の小中P時代、 管理・管理・管理の生徒不在な運営で、 予感していた通りの道を 突き進んだのだなぁ、と。 にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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知り合いのお嬢さんはとってもおとなしいので通知表の評価がとても低いんだそうです
中学校って手をあげるとか発表するとかアピールがものすごく成績に評価されて・・・ 公立を受けるときにやっぱり無茶苦茶言われたそうです (田舎なので公立が上) 公立高校はテストとともに通知表を重視するので先生は「絶対に無理」と でもテストはよくできる子なので親が 「落ちてもかまいませんから受けさせます」 って啖呵をきって結局きちんと合格しました 今回の話とは反対かもしれないけど先生って結局楽に全員どこかに入れちゃうことしか考えてないんだと思う・・・ (2010.12.18 07:36:02)
それは、ひど過ぎますね。
ここの県教委では、進路選択は家庭に!と言う方針です。進路決定までの指導はありますが、子供が自ら選択し、相談し、家族で決定をする。押し付けることはしません。つまり、責任も負いません。 長男の時に、工業科を志望したら「不器用だから薦めません」って、悔しかったから「主人と話し合って決めます」と… 結局、主人の母校の工業科へ進みました。 子供の力って、侮れない。そこを評価するって、難しいですね。 (2010.12.18 13:50:42)
十人十色とは よく言ったもので>やじさん上総んさん
お子たちは ひとりひとり、皆 違いますもんね。 どういう状況下であれば そのお子の「 学力 」が伸び、「 実力 」が発揮できるのか。 いつもそうであるためには、どんな努力が必要であるのか。 家庭内では保護者が見極められないところを 補って下さるのが、 進路相談における「 学校の先生 」という存在であるはずに、 先生方おひとりおひとりが、ひとりひとりのお子たちをしっかり観、しっかりサポートし、 導いてあげられるほどのゆとりが、学校にない(-_-)。 先生方は 日々の指導案、諸々の書類提出、クラブ活動に関すること、PTAに関すること、 あれやこれやに忙殺され、何より大切なはずの 子どもたちに向き合うこと、 向き合う時間、が2の次3の次に押しやられてしまっており。 勢い、積極的に自分から行動を起こす生徒に目が行き、好成績がつけられるのも、 ムベなるかな、、と思ってしまいます(-_-)。 > 今回の話とは反対かもしれないけど > 先生って結局楽に全員どこかに入れちゃうことしか考えてないんだと思う・・・ まずは 中学校にとって高校浪人は出せない。 「 全員何処かへ入れちゃう 」ことが先生方に下された至上命令なのでしょうから、 めちゃくちゃ忙しい先生方にとって、肌理細やかな指導が生徒に必要となってくる学校への挑戦は とてもしんどいことで、「 考えるだけ無駄 」 なる暴言も生まれてくるのだと思うです。 なんのための 【 家庭訪問 】 。 って、すごーく思う(-_-)。 (2010.12.19 08:52:44)
なるほどぉ>JJ2007さん
> ここの県教委では、進路選択は家庭に!と言う方針です。 > 進路決定までの指導はありますが、子供が自ら選択し、相談し、家族で決定をする。 > 押し付けることはしません。つまり、責任も負いません。 タイトルを伺った瞬間、「 それって、学校には責任はありませんよ 」って掲げることぢゃん! と ストレートにびっくりしました。 実際のところ、志望校に合格できなかった場合、 学校に責任なんて取れる訳もないのですが、 あからさまに、「 あんたらが( 勝手に )決めたんだから、学校は責任ないもんねー 」と 開き直っちゃうのも如何なものか、、と思えたり、 ぃゃぃゃ、実質そうなんだから、最初からそう宣言して、 早い時期から家庭内で熟考し、検討し、納得して進学先を決定する、という覚悟を親子で持って貰う、 いい方針なのかもしれない、と思えたり。 > 子供の力って、侮れない。そこを評価するって、難しいですね。 ほんとにそう思います。 だからこそ、お子たちの可能性の芽を摘まない。 伸ばす方向、増やす方向での指導を 是非ともこころ掛けていただきたいと願うです。 ( 勿論、家庭内でも、そうでなくちゃいけないんだけど(滝汗) )。 (2010.12.19 09:05:24)
子どもたちの担任ではなかったのだけれど、2年連続で3年担当になられたある先生は、1年目の時何人も自分のクラスから公立がダメだった生徒が出たため、2年目はやたらと慎重になり、確実な学校ばかり勧めてきた・・・らしいです。
結局、生徒の合格率って先生にとってかなり大切なことなのかも。 だけど、そんな頭から無理って決め付けて、相談もしないのはひどすぎですよね。先生が本当にその生徒のためを思って、私立を進めるのならその理由を生徒が納得できるように説明すべきだと思います。 その先生の思いを聞いて、生徒も親も納得できるのなら進路の変更をすればいいけど、本人の希望をまったく無視というのはあり得ない! どんな結果になろうと、まずは本人の気持ちを一番に考えるべきですよね。(はい、うちもそう肝に銘じています。例えそれが家から出てしまう形になろうと(泣)) (2010.12.20 09:28:09)
かなり大切なことだと思うです!>とらトクさん
> 結局、生徒の合格率って先生にとってかなり大切なことなのかも。 ひとりひとりの生徒に寄り添って、悔しく想い、悲しんでくれる先生、というのが 大前提ですが、自分の生徒たちが不合格になるのは、そういう先生にとって、 とても辛いこと、であろうと思いますし、 「 管理する側 」から その先生を「 評価 」しようとした場合、 生徒たちの( 公立 )合格率、( 難関校 )合格率は、 先生の「 指導力 」の有無を量るものとして、かなりの比重を占めるんではないでしょうか(-_-)。 不合格となって悲しむ生徒が ひとりでも少なくなるように、という 先生のお気持ちは判らないでもありませんが、 > 先生が本当にその生徒のためを思って、私立を進めるのなら > その理由を生徒が納得できるように説明すべきだと思います。 だと、強く強く感じてるです! > どんな結果になろうと、まずは本人の気持ちを一番に考えるべきですよね。 > (はい、うちもそう肝に銘じています。 > 例えそれが家から出てしまう形になろうと(泣)) あらら。 段々、お嬢さまのお気持ちは 外に向けられ始めちゃったでしょうか^o^;。 女の子はねー、やっぱり 不安、ですよね^o^;。 って、私自身、すごーくすごーく 外に出たかったですし、 未だにちょっと 残念に思ってたりしてるですから、複雑に思うですー。 (2010.12.22 00:21:40)
りうりうさん、突然のお電話で話を聴いてくださり、ありがとうございました。
今の中学はホントに情けないですよね。。。 来年の我が身を考えると、身震いしてしまいます。 (2010.12.23 04:00:08)
yuinekoさん、お電話、有難うございました☆
> 今の中学はホントに情けないですよね。。。 情けない、で、済ませてはいけない、のでしょうけれど、 もぉ、何処からも 突っ込みようにないような、 そんな体制作りなされているように思えてならず、 そのことをとても怖く思うです。。。 > 来年の我が身を考えると、身震いしてしまいます。 (;;)。 とにもかくにも、気力、体力の充填期だと位置づけられ、消耗されませんよう。 再来年の春、蓄えに蓄えたバネぢからで、大きく飛翔されるために。 (2010.12.25 21:51:30) |
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