2011/03/17(木)22:27
『 金本 猛反発 』
内海の広島では、津波は30cm程度で済み、
相次ぐ余震等にも影響を受けず、
市場も 電池や懐中電灯は売り切れ状態であるが、
申し訳ないほどに 【 日常 】 生活を送ることができている。
たまたま 震災を免れたに過ぎないのに、
当たり前の日常を送ることができる、そのことが 後ろめたい程に 胸痛く。
原爆で、同級生を全て喪い、
独り生き残った母の痛みが、少しだけ、判ったこころもちがし。
せめて、被災された方々に こころ寄せ、
この日常に感謝しつつ、日々を全うし、
節電節水を敢行し、その分も 引き続き 赤十字へ送り続けよう。
あの日から1週間経ち、ニュースでの戦地さながらの光景に茫然としつつ、
某知事発言を始め、あれこれと もの思わされて来たが、
それぞれの地で、それぞれに頑張っておられる方々の言動に こころ熱く、
私も 私の地で できることをしなければ、と。
天災の後の人災を撲滅できるよう、備えを固め、
皆でつながり、日々、歩んで行くしかないのだと 思わされる。
今日、嬉しかったのは 元・カープ! 金本の この記事。
なので、全文転載させていただく。
金本、25日開幕に猛反対
「 勇気を与えるのは、もう少し落ち着いてから 」 …阪神 (スポーツ報知)
阪神・金本知憲外野手(42)が16日、「3・25開幕」の方針を固めた
セ・リーグ案に猛反発した。甲子園球場で行われたオリックスとの合同練習後、
予定通りの開幕にこだわる姿勢に真っ向から反論。
12球団はこの日、それぞれの所属選手に「セ25日開幕、パ開幕延期」の
方針を通知したが、仙台の東北福祉大の出身で東日本大震災の現状に
胸を痛めるアニキの発言は、大きな波紋を呼びそうだ。
金本が沈黙を破った。
セが「3・25開幕」の方針を固めたことに、黙っていられなかった。
「 今、被災者のことを思うと、野球開催どころじゃないというのが正直な気持ち。
勇気を与えるというのは、もう少し落ち着いて、食事ものどを通り、
電気も通って、ある程度生活が確保されてから 『 さあ、がんばろう 』
という気持ちになると思う 」
東北福祉大時代の4年間、仙台で過ごしたアニキにとって、
今回の震災は人ごとではなかった。
市内には恩師の伊藤義博元監督(享年56歳)の墓があり、
現時点でも連絡のつかない友人もいるという。
テレビで多数の住民が避難生活を余儀なくされ、
水や食料の不足に苦しんでいる姿を見ると、
野球どころではないというのが本心だ。
「 野球をがんばって勇気を与えるとか、被害者の精神状態が、
そういうレベルではない 」
さらに福島県での原発事故や首都圏での計画停電にも言及した。
「 放射能もそう。観客、ファンが数時間、危険にさらされる可能性が
ないわけではない。電車の本数を減らしたり、都内のコンビニが
空っぽになったりしている中で 自分たちだけがこうこうとライトを
つけ、スコアボードを使っていいのか 」
同じスポーツ界でもJリーグ公式戦やプロゴルフツアーが中止となり、
フィギュアスケート世界選手権の開催を延期した。
「 プロ野球だけが、そこまで開幕にこだわる理由は何なのか 」
右肩に不安を抱えるなかで、オリックスとの合同練習に
「 6番・指名打者 」で先発出場。
無安打に終わったが、試合後には日本赤十字社を通じ、
義援金として1000万円を寄付することを明かした。
悲痛な「 アニキの叫び 」が、リーグを動かすか。
[ 2011年3月17日8時00分 ]
全文ママ 改行・りうりう