2008/12/27(土)07:46
「日本の暮らし・この快適さはたまらないが」12月23日朝日新聞「私の視点」コラム
私:この記事を読んだとき、日本の姿を改めて考えるチャンスを与えてくれる内容だと思い、気になり、切抜きにしておいたよ。
このコラムを書いた人はレベッカ・パーマーという人で、ニュージーランド新聞の31歳になる女性記者だね。
朝日新聞の交換記者として東京に3ヶ月在住した経験を書いている。
東京とニュージーランドの生活の違いをよくポイントついて書いているね。 まず、彼女が驚いたのは、ドアが閉まりそうになる電車に必死に乗ろうとする地下鉄の通勤客だという。
次の電車が2,3分で来るのに。A氏:よく駅構内のアナウンスで「危険ですから、『駆け込み乗車』をしないでください」と言っているね。私:「駆け込み乗車」というのは日本的風景だろうね。
英語に訳すとどうなるのだろうね。
ニュージーランドでは、雨風の中でも彼女は15分遅れのバスを待つのは平気だったという。
しかし、3ヶ月の東京生活は彼女の日常生活感覚を大きく変えたという。
どこにもある自動販売機、24時間営業のコンビニ、おしぼり、飲食の多様性。
東京のアパートの便座はいつも暖かい。
ニュージーランドにはそんな便座はない。A氏:俺も君に言われてこの記事を読んだよ。
ニュージーランドは、水力発電の国だから、雨が少ないと省エネになるそうだね。
役所は水の節約、暖房の節約とうるさいそうだね。私:彼女はニュージーランドではゴミなるのでペットボトル飲料は出来るだけ買わないようにしていたのが、東京では毎日、何本も買う。
空いたペットボトルの山。
スーパーのレジ袋もたまり出す。A氏:日本の便利で快適な使い捨てスタイルにどっぷりつかってしまったというわけだね。
ニュージーランドに帰ったらどうなるだろうね。私:せっかちになっただけでなく、便利さや質、気持ちよさや効率などへの期待がずっと増したという。
ニュージーランドに帰ったらその感覚がもとにもどるだろうかね。 しかし、この記事を読んでいるうちに、このせっかちはアメリカ的なもののような感じがしたね。
日本は戦後、東京に象徴される都市の日常生活の便利さ、効率化、大量消費で、何か大切なものをせっせと失ってきたのではないかね。
そんな感じでこの記事を読んだよ。
そんな気分で、図書館で古い新聞を読んでいたら、「若者の地元志向」という記事を見つけたね。
明日は、その問題にふれよう。