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Ryu-chan6708

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2012.09.19
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【送料無料】誰も書かなかった世界経済の真実 [ 浜矩子 ]

:この本は、最近話題のTPPをタイム・トラベルで過去・1930年代まで遡りながら解説するという変わった方法をとっている。
  しかし、読了するとやはりオーソドックスに、歴史の順序にそって解説してもらったほうがわかり易いように思ったね。

A氏:君は、経済は浜矩子水野和夫榊原英資ファンだね。

:本と逆の順序でまとめると、まず、トップは1930年代だね。
  1920年代頃はアメリカは、意外にもきわめて保護主義的な通商政策を展開する国だったんだね。

A氏:今は、市場原理主義の中心国で、自由主義の権化みたいな国だがね。

1929年の恐慌の発生を受けて、1930年アメリカは2万品目の輸入品について一気に平均50%近くの関税引き上げが実施された。
  当時の通商基準では、想像を絶する輸入禁止的水準となった。
  極端な保護主義だね。
  これは、世界中の輸出産業を直撃した。

A氏:国際的な貿易量は減少するね。

1929年をピークに減少し、1932年60%に減ってしまう。
 世界の経済はブロック化して、それぞれ高関税を競争のようにかける。
 ブロック経済主義によって、世界経済はズタズタになる。

 しかし、その頃から、アメリカ世界最大の生産国になっている。
 だから、輸出もかなりしており、このブロック経済化は、アメリカの輸出減となり自国の損失が大きくなる。

A氏:極端な保護主義は結局、自国経済の損失につながるね。

アメリカもこれに気づき、1934年ルーズベルト大統領が「互恵通商協定法」に署名する。
  アメリカの輸出を伸ばせるように、各国に関税引き下げの交渉をはじめる。
  同時にアメリカも関税を下げる。
  互恵だね。
  当時としては、先進的な行動であった。

  明日は第2次大戦後の世界の通商問題に移ろう。

 






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Last updated  2012.09.19 16:24:56
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