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2012.09.20
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【送料無料】誰も書かなかった世界経済の真実 [ 浜矩子 ]              

ブロック経済は、第2次世界大戦の一因にもなったね。

 第2次世界大戦で疲弊した世界経済を復興するために、無傷の戦勝国アメリカの国務省が「世界貿易および雇用の拡大に関する提案」を発表する。
  その中で、「国際貿易憲章International Trade OrganizationITO」を設立して関税の大幅な引き下げと特恵制度の廃止を目指すことを提案する。

 国連加盟各国は、ITO憲章にむけて討議を開始し、48年53カ国の調印を得てITO憲章が成立する。

A氏:「自由・無差別・互恵」の通商理念が国際的に産声をあげたんだね。

:ところが、「自由・無差別・互恵」の総論は賛成だが、各論は反対で、最終的に批准したのはリベリアとオーストラリアの2カ国だけ。
  提案者の当のアメリカも議会の批准を得られなかった。

A:後の環境の京都議定書の批准と似ているね。

:しかし、アメリカ政府は、議会工作として、並行して「関税と貿易に関する一般協定General Agreement on Tariffs and Trade:GATT」を用意して、ITOを引っ込める代わりに、これを批准させた。
  第2次世界大戦で、ズダズダになった世界の貿易網を復活させないといけないから、1950年にアメリカ議会もGATTを批准。

A氏:その後はうまくいったのかね。

:「自由・無差別・互恵」の理念に対抗して、その後、2つの大きな問題が発生した。
 1つ目は、統合欧州の出現。
  最後は現在のEU・ユーロ圏になるね。

A氏EUは一種の囲い込み経済圏だね。

:だから独仏中心のEUに対して、イギリスは、オーストリア・デンマーク・ノルウエー・ポルトガル・スウェーデン・スイスの6カ国を誘って「エフタEFTA:European Free Trade Association」を結成する。

 2つ目は、日本と欧米諸国との間の貿易摩擦だね。
 1970年代は、欧米の花形産業が日本の輸出攻勢にやられる。
 ドイツのカメラ、スイスの時計、アメリカの繊維・家電・乗用車などがあるね。
  欧米諸国はこれに対抗して雇用問題もからめ対日圧力がはじまり、日本は自主規制をしたり、現地生産をするなりしてきた。

A氏:今はあまり貿易摩擦という言葉が聞かれないね。

:今の世界的な産業構造は、かっての日本のように特定商品の特定品目の完成品を最初から最後まで特定国で一貫して製造され、特定相手国の市場めがけて怒涛のごとく押し寄せるという状況でないね。
 今日の製品づくりはすべて世界的な寄せ木細工だね。

A:今は、グローバル化したサプライチェーンの時代だね。

:明日は、理想の通商世界を実現するためにGATTが辿った長い道を振り返ろう。

 







Last updated  2012.09.20 18:45:17
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