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2018.04.07
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カテゴリ:カテゴリ未分類

喜多元宏氏は、日本では、「MBA」に対する間違い、勘違いがあまりにも多いという。

 

 どの雑誌や新聞も「MBA」を「経営学修士」と訳しているが、その概念や学位の表記マスター・オブ・ビジネス・アドミニストレーション)からして、「経営管理学修士」とすべきという。

 

 さらに最も重要で、知らない方が多いのは、「MBA」の品質の違いで、その品質を担保するために、第三者機関による認証制度(アクレディテーション)があること。

 

A英国では「QAA」、さらに国際的には米国の「AACSB」などの認証機関が、「MBA」プログラムの認証を行っている。

 

「MBA」が取得できるとうたっていても、この第三者品質保証がなければ、国際的には通用しない。

 

ところが、日本の大学でAACSBなどの品質保証を受け、認証されているのは、慶應義塾大学、名古屋商科大学、立命館アジア太平洋大学、国際大学の4校のみ

 

文科省は「MBA」の認定機関ではないので、文科省認定の専門職大学院のうち、「ビジネス・MOT(技術経営)」分野の30校国際認証機関の認定なしである。

 

入学した後にそれを知り「国際的に通用しない『MBA』で、金と時間をむだにした」とショックを受ける人も少なくなく国内で「MBA」を取得したが、国際認証機関の認定がないことが後からわかり、海外の大学院に留学し直した、というケースもあるという。

 

Aアジアでも中国は20校以上が取得し、韓国、シンガポールの代表的な学校は当然のごとく取得している。

 

日本ではこの実態がほとんど知られていないが、他のアジア諸国はどんどん先へと進んでゆき、「MBA」に関しては、日本はガラパゴスであり、後進国

 

 最近では「なんちゃって『MBA』」という言葉もあるようだという。

 

結果を出すことが宿命のビジネスの世界で、その先頭に立つ者として、実績を上げることが当然な「MBA」ホルダーに実力が伴わなければ、日本企業はますます衰退すると喜多元宏氏は指摘する

 

 まずは「MBA」とは何か、ということから理解する必要があり、世界どころか、アジアでも通用しない制度を野放しにしていては、日本の高等教育は危うい。

 

 「MBA」の応募者もよく情報を得て勉強をしておく必要があり、これはまさしく、自己責任だ喜多元宏氏はいう。

 

 この記事で、俺もMBAの国際認定制度を知ったね。

 

 この認証制度で認定されているのは中国は20校なのに、日本は4校のみとはね。

 

 高等教育無償化などという以前の問題だね。






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Last updated  2018.04.07 17:06:12
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Re:「MBA資格 国際機関の認定こそ重要」国際ビジネス高等教育コンサルタント・喜多元宏氏筆・7日朝日新聞・「私の視点」欄(04/07)   maki5417 さん
30年前MBA取得者の米国での初任給の相場は、1万ドルでした。
今はどうなのだろうかと思って記事を拝見しました。 (2018.04.08 08:30:05)

Re[1]:「MBA資格 国際機関の認定こそ重要」国際ビジネス高等教育コンサルタント・喜多元宏氏筆・7日朝日新聞・「私の視点」欄(04/07)   Ryu-chan6708 さん
maki5417さんへ
AACSBの設立が1916年というから、30年前でも認証を受けたMBAとそうでないMBAが存在したのでしょうね。

(2018.04.10 00:43:01)


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