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![]() 今日、息子が、3キロ以上離れたイオンまで自転車を漕いで買ってきてくれた母の日のプレゼントです 今年は、旦那も息子に「母の日だけどプレゼントいいの?」なんて声をかけることもなかったし、私もとくになにも期待してなかったんです それだけに驚きと感動で胸がいっぱいになって、思わず涙があふれてしまいました 母は単純ですね 私がちょうどお昼ご飯の準備をしようとしたところ、 ふらっと現れた息子が、昼ご飯なに~と聞くので、生姜焼きだよ~というと、「よろしくおねがいします」っと喜んだ、とおもったら、 急に、「あっ、ごめん、悪いんだけど、俺○○(昨日から気になっていたラーメン屋さん)にいってきてもいい?生姜焼きは、夕ごはんに食べるから残しといて。」 というので、どうぞどうぞいってらっしゃ~いって、ふたつ返事で見送ったんです 2時間後くらいにたまたま玄関を通りかかったら、人影が見えたので、息子だろうと思って玄関を開けたところ、 息を切らした息子が、「これ、プレゼント。これ(苺)も。いつもありがとうお母さん。じゃあ、ゲームセンターに行ってくる」と花と苺を置いて、また出かけて行きました よく見ると・・カーネーションの一本はカビていたり(お店にクレームを付けたい 怒)、苺も自転車に揺られて潰れてしまっている部分はあるものの・・ 母の日をちゃんと意識して行動してくれたこと 一生懸命にお花を選んでくれたこと 私の好きな苺を買ってきてくれたこと 全部全部、嬉しかった・・ 息子は、自閉症があるから、一般の子ように上手くいかないこともたくさんある・・ しかし彼自身が、自分にハンデがあることを自覚しているかどうかは親の私もわからない でも、一生懸命生きて、楽しいこともめいっぱい楽しんで、立派に生きていると思う 旦那も、身障1級の車椅子生活になって20年以上 仕事もしっかりして、生活だって人の世話になるのが嫌いで・・でも、自分に出来ないこともきちんと把握して理解して、人に甘えるべきところは甘えられる柔軟さもある それでも、一般の方の障害者に対するあまりの理解不足な行動に・・旦那も私も、心を痛めることも数多くあります・・ 日本の教育の至らなさを感じます でも、心温かい対応をしてくださる皆さんも沢山いらっしゃって、 自分がそういう側に立っているわけでもなく、健常者なのにそういう気持ちをもって行動できるなんてすごいな~って、感謝の気持ちでいっぱいになることも数多くあります 私ね、今、とても幸せなんです あまりに幸せで、このパワーを仕事に生かしたくて、社会貢献がしたくて・・ 認知症認定看護師になる決意をしました これからどんどん増え続ける認知症・・ 色んな誤解や背景から・・ ものすごく辛い思いをしてるかたが沢山いらっしゃいます 認知症って、頭が狂ったようにどうにもならない、手に負えない状態の方を想像する方が多いですが・・ 突然そうなる訳ではありません そうなるまでの過程があって、その過程の中で「今を生きる人」なんです 息子や旦那もそうですが、普通である方にとっては意識したことはないでしょうが、 「障害者」というレッテルを突然張られ、健常者とは違う「あっち側の人」という認識がこの世の中では自然に生まれてしまうんですよ まあ・・それはそれで、この話は置いておきますが・・笑 認知症というのは、暮らしの障害で、うまく生活できなくなってしまうものなんです 残された能力には個人差があったり、日内変動や、日によって違ったりします 全く出来なくなるわけではないんです どうか、その人から仕事を奪わないで欲しい・・ 十分に話を聞いてほしい・・ わからないから・・と諦めないで欲しい こちらがアプローチ方法を変えれば、きちんと意思のある本人は中にいらっしゃるんです こういったことをきちんと学んでスペシャリストになって、職員の意識を少しづつかえ・・ゆくゆくは患者さんに還元されるようにしていきたい・・ そうはいっても・・ 一生かけて自分に出来ることはそう多くはないでしょう・・ でも、微々たる力であっても、自己満足であっても、自分が注ぎ込めるエネルギーはこの世に注いで行きたい・・ そう思っています このブログも、いつか終わりにしなくてはいけないとずっとずっと思っていましたが、 キリのいいこのタイミングで、さよならしたい思います 皆さん、いままで支えてくださいまして、ありがとございました 感謝(*^ ^*) ~cottaさんにお菓子のレシピ掲載中~ ![]() |