所蔵NO.90☆トリプル最大アイテム「池田満寿夫裸婦素描」
今回、ご紹介するアイテムは「池田満寿夫裸婦素描 美術出版社」です。いままで巡り合ってきた「村上龍アイテム」の中で最大、最重量、最高額です(笑)池田満寿夫さんの素描も、大きいとやはり見ごたえがあると感じましたが、テキスト文も、やはり大きいほど迫力があるものですね(^_^)vなんか大作を読んでいる気がしました(笑)村上龍跋文のタイトル「裸で、小径の曲り角まで行きたまえ」はジョルジュ・バタイユの小説からの引用です。 さて「跋文」とは何か調べましたら☆ばつぶん【跋文】とは。意味や解説、類語。本文とは別に、書物の終わりにしるす文章。あとがき。跋。と書いてありましたが、この図録にセットになっている跋文は、長さこそあとがき程度ですが「あとがき」という扱いではなく「素描のテキスト変換」であり、また素描の方も「跋文のイメージ化」を担っているのではないかと勝手に思っています。龍さんが素描を観てから跋文を書いたんだと思うような一節もあり、解説っぽくない解説部分もあります(^_^)v(、、、、と書きましたが、なんかもう少しニュアンスが違うんですよね、、、マッチしているっていうのとも、引き立てあってるとも違うんですが、、、ケーキと紅茶っていうより、牛乳とカステラっていう感じです。(笑)) このアイテムは「池田満寿夫素描&村上龍跋文」のセットの75cm×60cmの巨大な図録で、限定250部が販売されました。内容は裸婦素描のリミッデット・リプロダクション12枚(ナンバリング及び池田満寿夫サイン)と、村上龍の跋文1枚の揃いです。 以下、本書に記載「池田満寿夫裸婦素描」および跋文「裸で、小径の曲り角まで行きたまえ」[村上龍]は、限定出版として265部印刷した。そのうちの250部に1~250の番号を入れ、残る15部を非売としてI~XVの番号を入れたが、ともに、各冊ナンバー入り池田満寿夫裸婦素描のリミテッド・リプロダクション12点を収録した。本書の番号は○○○番 池田満寿夫裸婦素描跋文 村上龍「裸で、小径の曲り角まで行きたまえ」発行-昭和52年11月3日 定価-120.000円発行者-大下 敦発行所-株式会社 美術出版社