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Eikan2012

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ニューストピックス

2007年03月14日
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今春の各私立高校の大学実績を見て感じることが多数ある。少なくとも子どもを私立受験させるとなれば、6年間通う際の環境までを考えて学校選択をするはずだ。しかしながら、将来の大学進学までを考えた場合、今以上に学校の特性や状況を把握する必要あり。

女子校は桜蔭を除いては、私学への進学率が高いことは周知のことであり、頂点は早稲田・慶應大学を目指すケースが多い。よって、将来においては上位の女子校はどこも思ったほどの差が出ない。よって、環境や好みで選択する事もある意味で無難なのかもしれない。

しかし、男子校や共学の場合はそうはいかない。
2007年の大学実績に大きな差が出てきている。今春、国立大学へ苦戦し足踏みをしている学校がいくつもある。芝・巣鴨・攻玉社・逗子開成・世田谷学園・桐蔭学園・サレジオ学院・市川・桐朋などは名もある有名な人気校だが、この数年横ばい、もしくは主要国立大学への合格者を減らしている。どうしても公立トップ校に勝てない学校!言い換えれば、公立トップ校に追い越されてしまった学校!のほうがいいかもしれない。厳しいがこれが現実。これらの学校の中には、入学時は厳しいが出口はかなり厳しい状況の学校もある。一言で言えば、国立大学への意気込みは感じられない。

一方で、浅野・渋谷教育渋谷・海城のように国立大学に躍進している私学もある。そのほか、駒場東邦などは公立トップ校を引き離す勢いがある。進学校の2極化がスタートしたのでしょう。

男子校の場合は、国立大学実績が重要だといえる根拠が一つだけある!それは、早稲田・慶応の合格者の過半数は主要国立大学を併願しているということです。一般に早稲田・慶応に関しては第一志望者は不利と言われ、国立大学受験者は数学を習得しているため、早稲田・慶應大学にも有利に働くケースが多い。さらに、東大・一橋その他旧帝大合格者は大半、早稲田・慶応大学を押さえにしている状況が現実。よって早稲田・慶応第一志望者は中々通過できない。

よって、国立大学への実績が高まる私学は、必ず早稲田・慶応の合格者を自然に増やしていくというメカニズムを学んで欲しい。それを証拠に横浜の浅野高校は主要国立大学への合格者を大幅に増加させた。結果、早稲田・慶応の合格者も相当増加しているはずでしょう。


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最終更新日  2007年03月14日 07時56分26秒



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