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最近、マスコミの方々にも聞かれること、
中学受験の意義・価値をどう考えるか? 今後、どうなっていく?中学受験・・・ などなど 元々、建前が嫌いなので本音で答える。 ~きれいごと、建前は一切答えませんよ~(笑) ここから始まる。 マスコミは絶対に建前しか見せない。 それは見ている人たちが建前の人ばかりだから。 ・・・ 中学受験は今後、大きく伸びていくことはない。 最後の最後は公の機関には勝てないからだ。受験生の流れを 帰るのは国や地方公共団体の動きだ。 文部科学省が【ゆとり教育】を訴えた事から中学受験に火がついた。 やはり、国の動きに敏感に反応している。 この時に、学習塾が一斉に私学の価値を広め商売にしたにすぎない。 そして、優秀な生徒が私学に流れ大学実績にたどりついたというわけだ。 この流れを押さえていれば、先はだいたい読める。 今の出口の数字だけを見る人と今の入口を見る人では 見解は真逆になる。入口を考えると、今後は明らかな変化が 出てくる事は確かで、伸びてくる学校さえわかってしまう。 今、公立をなめている方々は後々思い知らされる。 僕がこうした立場で仕事をしているからこそ、先を 見ることができると思っている。今までは私学が背負っていく! という見解は裏付けがあったが、今後は先入観のみにとどまろうと しているのがわかる。 日本の受験生の親は入口重視、つまりは、中学受験がゴールという 潜在的意識が強すぎる。当然、親は自分だけはそうでないと思っているのも 特徴的だ。面白い。 中学受験はここ5年間位、 全く決め手にならないと考えている。 それはなぜか?公立生が陰ながら追い込んでくることが はっきりしているからだ。総合的にデータを分析すれば よくわかる。 中学受験の段階では、公立中学へ進学する生徒よりも はるかに優位に立っている事は確かながら、その3年後には 公立生と学力が並んでいる中高一貫生は4万5千人中、おそらくは 3万人くらいいるのでは。 公立生でも、中学生になると一気に伸びてくる生徒は多数いる。 私学の場合は、入学してしまえば6年間危機感は戻ってこない。 これは私学の体質になっている。 具体例を出せば、首都圏模試65程度の中高一貫校の 場合、大半の生徒は公立中学生よる学力が優れている。 ところが、大学進学時は90%以上が公立生と同じような 大学へ進学している。東大に実績のない中高一貫生の場合は 公立進学校の生徒と全く同じ出口を通ることになる。 首都圏模試70以上の中高一貫校の場合も東大を除けば、 ほとんどが公立進学校の生徒と全く同じ出口を通ることになる。 怖い話だが、公立高校生は負けていた学力をたった3年間で 見事に巻き返してしまうということだ。ある意味、すごいことだ。 よって、中学受験で偏差値の高い学校へ入学したから そこそこの大学へ入れるだろうという考えは、親バカな 考えであって、現実はそうはならない。 中学受験が決め手にはならないということだ。 それでも、本当は決め手となると思い込む親は必ず その辺にいるはずなので、6年後にガックリしないよう祈るだけだ。 将来の大学を考えるならば、偏差値55も60の学校もほとんど大差はなく、 55と65の学校を比較しても過半数は同じ大学へ進学しているということ。 それでも偏差値1の相違にこだわる親がいるのは なぜなのか?と今でも思う。偏差値だけが先行して 一人歩きしているだけなのに。。まあ、それも親の能力 だから仕方ない・・ 1クリックの応援をお願いします! 中学受験の常識・非常識
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最終更新日
2010年03月16日 16時46分43秒
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