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Eikan2012

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ニューストピックス

2010年07月01日
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カテゴリ:カテゴリ未分類
一般に母親は冷静に先を読む事が苦手なようだ。
逆に、今に対する関心や不安が大半を占める。

小学生の我が子は
結局は母親の言うとおりに動く。
だから、中学受験だって付き合ってくれる。

母親はこう思う。
【あの学校に入れれば将来も見込めるし楽しみだわ】
まさに今の我が子を基準に思考が歩いている。

この段階では全く先が読めていない。
中学校に入れば、我が子は急成長していく。
母親の思考が徐々に通用しなくなり、我が子は自分の意思を
主張するようになる。母親の描いていた我が子の道は崩れ始める。

中学受験させる母親は、子どもを公立へ進ませる母親よりも
期待が大きいために、現実にショックも大きくなる。

もうひとつ、中高一貫校への期待が大きすぎて
その我が子の進路のシナリオも崩れ始める。

中高一貫校の生徒は優秀だから、公立の子には負けない
であろうという狭い視野でモノを解釈しがちになり、やがて
しっぺ返しを食らう。

子どもの心を動かせると思っていた母親は
その思い通りにならなくなり、イラつくようになる。
子どもは成長していき、母親の思い通りにならない時期が来る。

・・・・・
どれを見ても、先が読めていたかどうかの
問題だ。母親は父親に比べて先を読めないために
ギャップを味わう機会が多い。
先を読めるという事はそれだけ冷静な証拠だ。
今だけを見る、つまり中学受験そのものが一つの
ゴールになっているために、その後の事は都合よく
解釈しているにすぎない。

先を見ながら動ける母親は賢い。
子どもがいつの時期にどのような状況になるか?
どのような事を言い出すか?どのように6年間を過ごすのか?
こういった事を想定出来ているならば、崩れるような、
ショックを受けるような事はあまりないだろうに。

先を読める母親の能力は一段と高い。
でも、頭ではわかっていても、本能が求めるのは
今の問題と目の前の事だけ。

先など読めなくてもかまわないし、
読めなくても今を見ていれば問題はない。
と自分に言い聞かせる母親は多いだろうに。

でも、6年後の自分から見れば
そういった感情は生まれないはずだ。
何でそんな事がわからなかったんだろうと
後悔に満たされる。

先を読めないのか?
先を読まないのか?
先を読みたいのに、気付けは
今だけでいっぱいなのか?

後になってわかる事がいかに多いか?
という教訓だ。
大きな期待は裏切られる事が多い、これが
タイトルに対する答えだと思っている。

うちの子に限ってそんなことはない。
と真っ先に考える母親は典型的な先が読めない母親
だといえる。

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最終更新日  2010年07月03日 14時20分28秒



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