五輪予選、香港戦に失望!
28日にサッカーの北京五輪2次予選、香港戦が行われた。 国立での試合にもかかわらず、スタンドは空席が目立った。風のある寒い一日だったが、試合内容も寒かった。個人技に走り攻め沈滞 サッカー五輪2次予選香港戦(asahi.com)先発は以下の通り。 GK 松井DF 青山(直)、伊野波、水本MF 青山(敏)、本田、梶山、水野FW 李、平山、カレン 結果は3-0だったが、勝ったこと以外に収穫はなかった。シュートはジャストミートせず、枠に飛ばない。センターリングもタイミング遅すぎ。余裕のあるシュートも外す。しかもチーム戦略がまったくないかのような個人技ばかり。こんなサッカーでは局面を打開できるわけがない。このチームについて私にはわからないことだらけだ。まず、FWの層が薄すぎる。これでは試合展開に応じて攻撃の選手を送り出すことができない。予期しないケガもある。加えてFWの競争がなくなることで緊張感がなくなる。さらに理解できないのが家長の使い方。彼は左サイドで突破力もある。先発で使うべきではないか?所属のガンバでも彼の存在は大きい。ドーハでのアジア大会の活躍を見ても、それは明らかだ。家長がドーハにいなければ、日本はもっと惨めに負けていただろう。この点で反町監督の考えがどうしても理解できない。反町は、家長を「流れを変える選手」として使いたかったのだろう。「相手が疲れた時に力を発揮する選手」とも言える。しかし、それならば家長のいない時間はどうするつもりだったのか?反町に何か考えがあったのか。本田圭佑についてはアジア大会の記事で書いた通り。アジア大会、北朝鮮に負ける!ポジションがサイドとか足の速さとか言う以前の問題。そんなにすごい選手かと思う。家長と本田、そして谷口(川崎)について。反町はチーム編成を考え直すべきだと考える。選手が今回の香港戦をどう感じているか。もし危機感がないようだと世界の舞台どころか予選突破も苦しくなる。選手の緊張感がいかに欠けているか。それは、GK松井の緩慢なプレーでよくわかった。松井がボールキープしているところを敵に狙われる場面。あれはサッカーを知っている人間なら見るに耐えない。これが国を代表する選手なのか。GKは、クラブで試合に出ていない松井では心配だ。ケガで苦しんだ西川の復帰が待たれる。北京五輪アジア2次予選は香港の他にマレーシア、シリアと対戦する。しかもホームアンドアウエーなので長い戦いだ。暑さ対策など体調管理が重要なポイントになる。それ以上に日本は「個人技だけの寄せ集めチーム」ではいけない。「戦う集団」になる必要がある。最終予選には各組上位二か国出られるが、決して油断できない。必要なのは反町の更迭か。それともチームの再編成か。北京は遠い!***********************関連記事ようやく始まったチーム作りU-22 日本 vs 香港 (3-0)課題だらけのU-22日本代表 五輪代表香港戦3-0 五輪代表 香港戦 レビュー北京五輪アジア二次予選 日本-香港(3-0)老成?香港戦3-0快勝も。内容は...................................[U-22]北京五輪アジア2次予選 vs香港このままじゃ勝てない五輪世代の精神的支柱は誰だ!あれじゃ機能しないでしょ・・・北京五輪アジア2次予選 ***トラックバックはテーマに関係するもののみどうぞ。その場合リンクは必要とはしません。意見があればメッセージでどうぞ。ただし荒らしと挨拶できない人はお断りです。今のところメッセージは全て読んでいます。