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りゅうちゃんミストラル

2005.11.19
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カテゴリ:政治
靖国神社への参拝は韓国や中国だけでなく日本国内でも批判されており、賛否が分かれている。
そこでここでは靖国参拝についていろんな意見を紹介してもう一度考えてみたい。

人の記事を紹介する前に、まず自分の現時点での考えをここに記す。
私は今までこの問題について何度か記事にしてきた。

中国副首相の会談キャンセルと靖国神社(2005年05月26日)

東京裁判と靖国についての社説比較。(2005年05月29日)

靖国参拝問題は分祀で解決しない(2005年06月06日)

日本は足を踏んだ側。忘れていませんか?(2005年06月13日)

小泉首相靖国参拝違憲判決(2005年10月06日)

これらの記事を読めばわかると思うが、私は小泉(というより公人)の靖国参拝には反対の立場。

私の意見を簡単にまとめると以下の通り。

1、靖国神社でなくとも「不戦の誓い」はできる。
  逆に言えば「不戦の誓い」に靖国がふさわしいか大いに疑問がある。
  小泉が靖国に行く意味がわからない。

2、「無宗教の追悼施設」というのは税金の無駄。

3、「戦犯の分祀」は靖国側が拒否している。
  これを国の命令で行わせることは宗教の自由に反する。

4、「死んだら神や仏になる」というのであれば、西郷隆盛や白虎隊が合祀されるべき。靖国は死者を差別している。

5、この問題は、東京裁判と関係が深い。
  もし、東京裁判を認めないとしたら、サンフランシスコ講和条約も認めないのか?

6、結局、靖国参拝問題は公人が靖国に行かないことでしか解決しない。



では、いろんな人の意見を読んでみよう。

靖国参拝の不思議(上)(◆木偶の妄言◆)

この方は、靖国神社と小泉の参拝について多くの意見を記事にしている。
他にもこうした記事がある。

靖国参拝をどうするのか?   (補稿)靖国参拝をどうするのか?

以下の意見に賛成。

>靖国神社に祀られているのは、基本的に天皇の軍隊として戦地で死んだものたちだけだ(注1)。そこには東京大空襲や原爆の犠牲者、沖縄戦で死んだ民間人は含まれていない。小泉首相は軍民の区別がない「全国戦没者追悼式」でも、「不戦の誓いと、戦没者への哀悼」をしているだろう。「靖国神社でなければできないこと」が僕には分からない。

この意見は私と近い。と言うより同じ。
私にも小泉が靖国に行くという意味が理解できない。



靖国雑感 其の壱(旅限無(りょげむ))

東京裁判について言及している。

靖国雑感 其の弐に続いている。

ここでは、靖国を文化人類学で語っているように私には感じられた。
これは私には新鮮な意見として読める。
以下の記述が印象深い。

>無謀な作戦指導で兵を犬死させた無能な指揮官と、その馬鹿な作戦命令に従って戦死した人々を一緒に祀ることに違和感が出て来れば、日本人の宗教感覚自体が変化しているのです。

靖国の問題は、「日本にとってあの戦争は何だったのか?」という疑問になる。
今度は参拝賛成の意見。
「賛否両論」というタイトル通り、賛成の意見もここでは紹介する。

靖国神社参拝に賛成(おやじの日々 - 過去ログ)

賛成の理由としてこう述べている。

>つまり靖国神社参拝を完全に止めてしまった場合
「よし、次はコレをもらおう、アレをもらおう」と次々と要求が増えるだけだ。


これは参拝を賛成する人によく見られる意見だ。
外交に妥協は許されないということなのだろう。
この意見はよく理解できる。
それでもまだ靖国参拝を賛成する気にはならないが。

もう一人強力な賛成派、櫻井よしこさんの意見。

『A級戦犯』は罪人でない

こう述べている。

>靖国問題で日本が譲歩しても、日中問題が片づくとは思えません。靖国で譲れば、次は教科書。尖閣諸島や東シナ海の海底資源問題でも攻勢をかけ続けるでしょう。

前の方と同じで日本は靖国で妥協すべきではないとの考え。

私もこの点について考えた。
しかし靖国に行かないと判断したところで、教科書や東シナ海の海底資源問題はまた別の問題だ。
特に海底資源は先の戦争とはまったく関係ない。




靖国参拝賛成が、なぜ論理的に破綻か?(仙一どんの日記)

>もし、「心」ではなく、「形」の問題として必要だというのなら、これは、賛成派の方にとっては、極めて論理構成は、難しくなるでしょう。

>なぜなら、日本が、サンフランシスコ講和条約に由来する、「A級戦犯に、戦争責任を負わせる」という行為そのものが、実は、当時、日本の指導者たちが選択した「形」だったからです。

>A級戦犯には、それなりの、いや、大きな戦争責任があったと、私は思います。


私もそう思う。
日本はサンフランシスコ講和条約を受け入れることによって国際社会に復帰できた。
そして天皇制を守ることもできた。
その代わりとして戦犯を差し出した。これが事実ではないか?
ただ、A級、B級、C級という区別は罪の重さを表したものではない。

BC級戦犯(Wikipedia)

なお、「論理的に破綻」というのは民主党野田氏の発言が議論を呼んだ。


「反対派の論理破綻」民主・野田氏


詳しくはここに書かれている。

「戦犯」に対する認識と内閣総理大臣の靖国神社参拝に関する質問主意書
(民主党 野田佳彦)
   

野田よしひこ活動報告

「靖国問題」ワシントン・ポスト紙(産経新聞を読んで)

私もこの点については考えたしすでに記事にもした。
同じことを産経新聞の「主張」が述べていたからだ。

東京裁判と靖国についての社説比較。(2005年05月29日)

この話題ではいつも考えるのだが野田氏の考えは、
「判決は受け入れないが裁判は受け付ける」ということなのか?
私にはそんなことが可能かどうか理解ができない。



次の記事。

ナショナリズムも合理的かつ未来志向で願いたい。--靖国神社参拝問題に関して(BigBang)

この方の意見も明快に以下の疑問点を述べている。

>(1)A級戦犯を他の戦没者と合祀している。
>(2)強制連行された外国人を、その遺族の意志を無視して強制的に合祀している。
>(3)為政者の参拝行為が、政教分離の観点から違憲の疑いがある。
>(4)周辺国の感情に配慮していない。


そしてさらにもう疑問を投げかけている。

>「そもそもなぜ、靖国でなければならないのか」

なお、この記事には以下の続編がある。

横丁のオヤジの繰言は聞きたくない--靖国神社参拝問題に関して



※お断り※
楽天では字数制限があるため、この記事については以下ページへ続く。

靖国、そして遊就館は戦争賛美しているか?(靖国参拝に賛否両論 2)



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最終更新日  2005.11.25 10:47:26
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