柔道日本選手権、石井不安の優勝

２９日に行われた柔道の日本選手権。 石井慧が優勝して北京五輪代表を決めた。 石井優勝、五輪代表に 井上は敗退、引退へ（47news） 　　　 アテネ五輪優勝の鈴木桂治は決勝で敗れた。 しかし１００キロ級で北京五輪へ。 注目されたシドニー金メダルの井上康生。 準々決勝で高井に負けて五輪代表とはならなかった。 負けはしたものの、最後まで得意の内股で攻めた姿勢は井上らしかった。 しっかりと戦いぶりは見せてもらった。 今後は恩師に相談した上、引退するものと見られる。 今後は指導者として選手育成を担うことになるだろう。 この大会に勝った石井。 直接対決で棟田に勝ったことから代表に選ばれた。 だが、決勝戦の戦いぶりに不安が残った。 技ありにも見えた有効から押さえ込みで時間を残して勝つかと思われた。 しかし一本まで残り２秒で鈴木に逃げられ、その後は消極的な試合運び。 警告まで取られる始末だった。 決勝後のインタビューではふがいなさに涙を見せた石井。 北京の畳に立つまで、しっかりと強化してもらいたい。 日本代表として戦うために。 負けていった多くの選手たちのために。 *********************** 関連記事 ［全日本柔道］五輪への２秒の差？（追記あり） 康生　惨敗で五輪絶望 康生「精いっぱい戦った」　五輪出場逃し現役引退へ 　 石井慧選手が柔道北京五輪代表最後のイスを掴む 　 １００キロ超級は、伏兵石井選手？ ≪全日本柔道≫北京五輪男子100キロ超級の代表に石井慧を選出 井上康生惨敗　柔道代表への道が消える 　 【柔道】石井が優勝、五輪代表に 　　 　　 ***トラックバックはテーマに関係するもののみどうぞ。 その場合リンクは必要とはしません。 意見があればメッセージでどうぞ。 ただし荒らしと挨拶できない人はお断りです。 今のところメッセージは全て読んでいます。