2008/06/14(土)05:45
五輪代表、カメルーンと引き分け
北京五輪に出場するU-23反町ジャパン。
12日夜に国立でU-23カメルーンと対戦。
空席の目立つスタンドに合わせたのか決め手に欠き0-0で引き分けた。
日本、得点奪えずカメルーンと0-0の引き分け(スポーツナビ)
日本のメンバーは以下の通り。
GK 西川
DF 水本、田中裕、森重、吉田
MF 本田拓、谷口、梶山、本田圭、梅崎
FW 森本
交代
森重→伊野波
本田拓→青山
谷口→エスクデロ
梶山→上田
梅崎→水野
森本→李
この試合には、いろんな意味がある。
北京でナイジェリアと対戦する日本にとって、いい強化試合。
また、北京へ行けるメンバー18人に絞る時期。
80人以上ものメンバーを試した反町。
23歳以上のメンバーをどう加えるのか決断の時だ。
まず気になったのがイタリアから呼び戻された森本。
何を気負っているのか、いいところがなかった。
特に前半9分での得点機にシュートを外したのが痛い。
せっかく梅崎がいいラストパスを出しているのにもったいない。
前半27分、森本は危険なプレーでイエローカードをもらった。
私の目には彼がどこか焦っているように見えた。
前半の30分に見せたGK西川の守備は見事。
右手だけで日本のピンチを救った。
西川の存在は北京だけでなく、A代表としても活躍が期待できる。
反町は、FWにオーバーエイジ(OA)を入れるかどうか悩むところ。
試合後の記者会見ではOA枠を使うとの意向を示した。
反町監督決断!OA枠は遠藤&大久保(スポニチ)
「このままでは北京で勝てない」という危機感が反町にあったのだろう。
この考えは私もよく理解できる。
北京に行くメンバーとして森本と李はまず間違いない。
私が思うに西川、水本、伊野波、本田拓、本田圭、水野、香川も確実。
(香川には北京の前にバンコクでの活躍に期待する)
長友と細貝、安田のケガが気になる。
重症でなければ北京行きしてほしい選手だ。
一部で言われているように、A代表から大久保を呼ぶのか。
気になるところだ。
中盤でボール保持ができるように遠藤を入れても面白い。
もう1人、FWの候補として矢野もある。
中村憲、今野も本人の希望次第で加わってもいい。
北京行きを熱望しているとの報道がある闘莉王。
やる気があるのはいいことだが、故障があるのでは無理。
最終予選に向けて、しっかりとコンディションを整えるべき。
OA枠は各選手がどの程度疲労しているか。
北京五輪についてどう考えているか。それが重要だ。
一部の選手はJリーグ、ACL、そして代表と過酷なスケジュール。
坪井が代表から引退するなど、その影響が出始めている。
安易に北京五輪のOAを決められない。
カメルーン戦では、0-0での後半残り10分。
本大会を考えた戦い方が必要ではなかったか。
0-1で負けている状態を想定して戦ってほしかった。
反町が選手たちにどんな指示をしていたのか気になる。
泥臭くてもホームで勝ち切ることができなければ、北京での苦戦は必至だ。
ロスタイム、水野のFKがバーを叩いた。
あれが入っていれば北京に向けていい流れを作れたんだけど。
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