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りゅうちゃんミストラル

2009.02.15
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カテゴリ:読書
伊坂幸太郎「死神の精度」を読んだ。
(この記事は一部ネタばれあり)

     

伊坂幸太郎と言えば、「ゴールデンスランバー」で有名になった作家。
あちこちで書評を見かける。

「死神の精度」は、千葉と名乗る主人公が死神。
6つの短編からなっている。

「死神の精度」クレーム担当の冴えない女性が対象者。クレーマーの正体は・・・
「死神と藤田」古風なヤクザと死神の奇妙な関係。
「吹雪に死神」では、クリスティの「オリエント急行の殺人」を思い出した。
「恋愛で死神」ブティックの店員とストーカーに悩む女性。
「旅路を死神」母親を刺し、渋谷で若者を殺した殺人者と死神の旅行。
「死神対老女」年老いた美容院経営者が調査対象者。千葉が死神であることを見抜く。

死神は対象者を調査し、「可」または「見送り」の判定を下す。
調査期間は7日間。
もし「可」であれば、8日目対象者に死が訪れる。
彼ら死神に不親切な情報しかもたらさない組織が謎。
また、死神は人間界にいない時、どんな生活をしているのか。

ここで出てくる死神は、音楽が好き。
時間があればCDショップで音楽を楽しんでいる。
「デスノート」みたいにリンゴが好きな死神もいれば、音楽が好きなのもいる。

また、死神は会話がずれている。
「雨男」と「雪男」の区別がつかない。
「年貢の納め時」と聞けば、「年貢制度は今もあるのか?」と質問する。
ステーキを食べれば、「死んだ牛はうまいか」と訊く。
無意識のうちに無神経な言葉を発してしまう死神。

小説として面白いのだが、この作者には軽さがつきまとう。
よく言えば「スタイリッシュ」。
だが、この軽さが気にくわない人もいるだろう。

この作品で思い出すのが重松清「その日のまえに」。
人間の死を語るにも、いろんな視点があるものだ。

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最終更新日  2009.02.16 19:49:07
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