2009/06/07(日)16:53
苦しい試合を制し、日本南アへ!
これに勝てば南ア行きが決まるアウェーのウズベキスタン戦。
日本は岡崎のゴールで先制、苦しんだ試合を1-0で勝って予選突破を決めた。
日本、W杯本大会出場決定!(スポーツナビ)
日本のメンバーは以下のとおり。
GK 楢崎
DF 中澤、闘莉王、駒野、長友
MF 中村俊、遠藤、中村憲、長谷部
FW 大久保、岡崎
交代
中村俊→阿部(後半46分)
中村憲→本田(後半21分)
大久保→矢野(後半24分)
岡田は右サイドバックに体調不良の内田ではなく駒野を起用。
中村憲をトップ下に置く布陣で臨んだ。
キリンカップの結果をを踏まえて、岡田の出した答えがこれだ。
ウズベキスタンのスタジアムは芝が長い。
そしてここ2日は雨が降っていたという。
乾燥しているよりも日本にはいい状態。
しかし芝が長い分、速いパス回しを得意とする日本がどう対応するか。
日本とは逆にウズベキスタンは苦しい最終予選。
すでに2位までの可能性はない。
日本に勝って3位に入り、大陸間プレーオフを目指すしかない。
試合は前半の10分までに日本が先制できた。
これは願ってもない展開。
中村憲からのパスを岡崎がシュート。
GKが弾いたこぼれ球を再び岡崎は頭で合わせる。
目標とする選手が中山だという岡崎。
彼らしい泥臭いゴールだった。
先制から5分経たないうちに追加点のチャンスを日本はつかむ。
遠藤のシュートから大久保が決めたもののオフサイド。
ここで追加点があれば、試合展開は日本に大きく傾いただろう。
そうならないところがサッカーの怖いところ。
結局前半は1-0でハーフタイムへ。
日本がこの試合で南ア行きを決められるか否か。
それは後半の45分にかかった。
負けが許されないウズベキスタン。
逆転すべく攻撃に出る。
私は後半10分で選手交代の必要性を感じた。
中村憲に代えて本田の投入だ。
なぜなら日本は中盤でのボールポゼッションができていなかった。
岡田は私の思うように交代を選択した。
しかしそれは後半が始まって20分経過した後だった。
しかしそれでも日本は思うようにパスをつなげない。
セカンドボールを拾われて再度の攻撃を許す展開が続く。
GKの楢崎、そしてCBの中澤はよく攻撃に耐えた。
後半44分には長谷部がひじうちで一発退場。
さらに主審へ抗議を繰り返した岡田監督まで退席処分。
ロスタイムにはミドルシュートがゴール左隅へ。
これを楢崎が触り、ボールはクロスバーに当たる。
日本人なら誰もが心臓が止まりそうになった瞬間だった。
誰もが冷静さを失いそうになる中、楢崎のファインプレーは光った。
今の代表に楢崎がいかに必要か。
それを証明したシーンだった。
試合はそのまま1-0でタイムアップ。
4大会連続のW杯本大会出場だ。
直後に楢崎と中澤が抱き合って喜ぶ姿が印象的だった。
苦しい試合だった。選手はよく耐え、よく戦った。
おめでとう!W杯出場!
追記
南ア本大会の厳しい展望については以下の記事に書いた。
南アで日本は惨敗する!
***********************
関連記事
中澤と楢崎の抱擁
岡田ジャパン、W杯1番乗り!4大会連続出場決める
日本代表が重圧を凌いで南アフリカ行きを決める
≪W杯・アジア最終予選≫対ウズベキスタン戦 苦しい戦いに勝利してW杯出場決定!!!
[アジア最終予選]夕闇のタシケントに決める
バナーにクリック願います。
***トラックバックはテーマに関係するもののみどうぞ。
その場合リンクは必要とはしません。
意見があればメッセージでどうぞ。
ただし荒らしと挨拶できない人はお断りです。
今のところメッセージは全て読んでいます。