カテゴリ:アニメと漫画
先日、図書館で「美味しんぼ」101巻が置いてあった。
50巻くらいまでは結構読んでいたが、もう100巻を超えとは知らなかった。 ここ最近だけ見ても、食に対する不安が高まっている。 毒入りギョーザ、ミートホープや鰻の食品偽装。 事故米もあった。 だが、それ以前に食品の問題は深い。 日本人の食がいかに添加物で成り立っているか。 多くのページを割いて絶望的な気分にさせてくれる。 私も1日に添加物を20グラム以上は食べているだろう。 漫画の中で安倍司著「食品の裏側」を紹介。 自分が思っていた以上に食の破壊は進んでいる。 コンビニの弁当はどうして12時間で腐らないのか? コーヒーフレッシュは冷蔵もせず、どうして保存できるのか。 食事する環境も問題視された。 いわゆる「個食」「孤食」だ。 個食(Wikipedia) 個食と孤食 家族で一緒に食べない家庭。 食は内容以前に破壊されていることがわかる。 それを「個性」とか「洗練」。 または「ライフスタイル」と呼ぶことで失ったものは大きい。 希望もある。 有機農業は日本で0.16%しか実践されていない。 だが一部には農家に挑戦している若い世代が存在している。 食べ物はどこから来るのだろう? 私はかつてこんな記事を書いた。 「いのちの食べかた」 「いただきます」と生命を食べる 食の現場と食卓が離れた状態にある今。 「美味しんぼ」で食の安全を訴えるのは意味のあることだ。 *********************** 関連記事 「美味しんぼ第101集 食の安全」を読む 有機農法 「美味しんぼ第101集 食の安全」を読む 有機無農薬栽培 美味しんぼもオーガニック・グルメへ 『美味しんぼ』101巻 食の安全 以下の部分が秀逸。 >人公の山岡が勤めているのは新聞社だが、いまや新聞社は公器でも社会の木鐸でもなく、新聞でコンビニ弁当の有害性を訴えることは不可能なことである。 新聞社はテレビやラジオ媒体も持っているが、その広告主であるコンビニチェーンからそっぽを向かれたら経営上の問題となるので、報道はしないだろう。 まあ、コミックの世界における勧善懲悪として溜飲を下げるしかないか。 (太字部分引用) バナーにクリック願います。 ***トラックバックはテーマに関係するもののみどうぞ。 その場合リンクは必要とはしません。 意見があればメッセージでどうぞ。 ただし荒らしと挨拶できない人はお断りです。 今のところメッセージは全て読んでいます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009.09.08 20:37:01
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