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りゅうちゃんミストラル

2009.10.29
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テーマ:ニュース(86580)
カテゴリ:社会問題
今日29日の読売朝刊に、献血に関する気になる記事が出ていた。
価格の安い外国産の血液製剤に切り替える病院が増えているという。

     

記事が出ていたのは13面(関東)。

献血でまかなわれるのは輸血用の血液(全血)と血液成分製剤。
そして血漿分画製剤に分かれる。
(血漿分画製剤をとくに血液製剤と呼ぶ事が多い)
このうち、輸入された血漿分画製剤について記事は書かれている。

例えば火傷の治療に使われるアルブミン。
国内では4割が売血由来の輸入品に頼っている。

献血を担当する日赤。
その同じ赤十字の日赤医療センターでも輸入品が使われているのは皮肉だ。

記事はこう書いている。

「献血の血漿が有効使用されていない」

献血で採取される血小板は使用期限が厳しい。
72時間以内に使われる。
しかし血漿はある程度保存ができる。

実は、献血で血小板を採取する場合血漿も同時に採取される。
すると、献血をする側からするとこう考えてしまう。

「もしかして血漿は余っているのではないか?」
「自分の血漿はどこかで捨てられてしまっているのではないか?」


日赤は、こうした疑問について情報を公開してほしい。
血漿は果たして余っているのか?
それとも不足しているのか?

話を輸入血液製剤に戻そう。
先ほど出たアルブミンの場合。
50ミリリットルで25%のアルブミン。
日赤では8039円。
ところが米国バクスターは5619円。
輸入したものが3割も安くなっている。

包括医療制度により、病院側は経費削減した分だけ収入が増える。
かつての出来高制とはここが違う。
当然、安い血液製剤を病院は使いたがる。

読売の記事はここに疑問を投げかける。
無償である献血が売血由来の血液製剤よりより高価なのはなぜか。

それは、アメリカの場合700ミリリットル以上を一度に採取。
日本に比べ、10倍の処理能力があるため。

私にはこの部分が納得できない。
というのも日本でも献血時には720ミリリットルの血漿を採取する。
しかし献血する人は知っているだろうが、血漿だけの献血は割合が少ない。
しかもすでに述べたように、血小板を採取する場合には血漿も一緒に採取する。

このことは、以前記事にしたことがある。

献血と血漿分画製剤の不足

価格については以前記事にしたことがある。

血小板20単位18万円の驚き!

↑この記事で示した価格についてはリンク切れになっている。
代わりに平成11年4月のデータを以下に示しておく。

輸血用血液

HLA(リンパ球)適合の血小板は20単位で175,880円!
その後、185,250円になっているはずだ。

なぜこんな高価格になってしまうのか?
献血は無償で血液を提供する。
その血液を検査し、放射線をあて、患者に提供される。
献血ルームの賃貸料や人件費もかかる。

それにしても18万円は高すぎる!
末期ガンの患者は、この血小板を数回使う。
いくら3割負担で高度医療に補助が出ても。
この価格は高すぎる。

医療の現場である病院の実態。
虎ノ門病院では、手術後患者に採血国を知りたいという人が96%もいた。
国産を希望する患者は実に87%。
これは薬害のことがあるからだろう。

血液製剤は、他の医薬品と同列に扱えない。
それは日本でも多くの被害が出た薬害があるからだ。

過去、薬害エイズ事件薬害肝炎があった。
薬害エイズ、薬害肝炎は血液凝固因子製剤の投与が原因。

私は不思議に思う。
臓器移植は海外での臓器の提供を受けることが厳しくなっている。
にもかかわらず、血液製剤はその逆をいっている現状。
これはどう考えてもおかしい。
臓器と同じく、血液もその国で使う分は自給自足すべきだ。

最後に、読売の記事に出ていた血液製剤の自給率を示しておく。
2007年が62.8%。
2008年は60.5%。
このままでいけば、今年は60%を割り込むことが確実。

「国産だから何でも安全」というつもりはない。

だが事実として輸入品はHIVやB型とC型肝炎のリスクが国産より高い。
売血由来と献血では、安心に差があるのも事実。


上矢印この部分については以下に述べる指摘により、打ち消し線を入れる。

血液製剤の輸入を増やして果たして安全なのか。
疑問が残る。


※私は医師でも医療の専門家でもありません。
この記事がどこまで正しいか、それすらわかりません。
もし間違っている部分があれば。
こっそりメッセージで教えていただけるとありがたいです。

2010年11月17日 追記

この件を読んだと思われる方からメッセージをいただいたメール
医療関係者というその方は、以下のように指摘している。

1、HBV、HCVについては、日本の血液の方が危険性は高いという。
これはデータでそうなっているそうだ。

2、安心は感情論、安全は科学。
医療問題は科学をベースに考えるべき。

3、血漿分画製剤については国内、海外ともに安全性が確保されている。

4、血液の安定供給については、将来的に見て難しいとのこと。
「日本人は提供は受けるが、しないお国柄」がその理由だという。

ということは、現在献血に頼っている日本も売血由来の方法に変えたほうがいい?
メッセージをいただいて、新たな疑問が浮かんでしまった。

ご指摘ありがとうございました。
自分でも調べてみたいと思います。


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最終更新日  2010.11.17 17:41:29
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