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カテゴリ:読書
「フードマイレージ」という言葉、今では一般的になっている。
「コンビニ弁当16万キロの旅」は日本の食について教えてくれる本。 コンビニでの弁当は和風の幕の内でも食材の7割が輸入品。 この事実は重い。 確かに日本の食卓に欠かせない納豆でさえ、原料の大豆は輸入品が多い。 テイクアウトの寿司でも鮭やマグロは遠くから日本に運ばれたもの。 その他、日本の食事は輸入品なしには考えられない状態。 バーチャルウォーターについては、私も知らなかった。 確かに食べ物の輸入は、その食べ物を生産する際の水も重要だ。 60億人が暮らす地球。 そのうち12億人が安全な水を使えない環境にいる。 牛肉を生産するには牛に穀物を食べさせる必要がある。 牛が飲む水と同様、餌となる穀物には大量の水が必要だ。 牛肉弁当に必要な水は約2トン。 もし、先進国が牛肉を食べる量を減らして穀物にしたら。 どれだけの人が救われるのか。 日本で廃棄される弁当などを有効利用できれば。 どれだけの人が食事に困らないでいられるか。 それを考えなければなるまい。 この本では廃棄食物を肥料などでしか紹介できていない。 日本でも、フードバンクなど廃棄しない選択肢がある。 それをもっと紹介してほしかった。 セブンイレブンの弁当値引きを考える フードバンク(素敵な宇宙船地球号) 食料の大量廃棄を見た この本、確かに有益な情報を我々に提供してくれる。 だが「食べられるものを捨てないこと」についての情報もほしい。 「いただきます」と生命を食べる 「いのちの食べかた」 問題なのは、食物の生産が消費者に見えていないということ。 現実問題は、この本に描かれているより厳しい。 大量廃棄から脱却するために、発想の転換が必要だ。 日本の食料自給率は約40%。 この数字をすぐに上げることは難しいかも知れない。 しかし、食べられるものを毎日捨てる現状は間違っている。 *********************** 関連記事 コンビニ弁当16万キロの旅 「コンビニ弁当16万キロの旅」-フードマイレージ *********************** ※トラックバックは管理人が承認した後に表示されます。 バナーにクリック願います。 ***トラックバックはテーマに関係するもののみどうぞ。 その場合リンクは必要とはしません。 意見があればメッセージでどうぞ。 ただし荒らしと挨拶できない人はお断りです。 今のところメッセージは全て読んでいます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010.05.11 17:38:49
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