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りゅうちゃんミストラル

2010.05.27
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カテゴリ:読書
「スコーレNo.4」を読んだ。

     

私がなぜこの小説を知ったか。
それは、読売新聞に出ていたから。
「書店員が推薦する本」として紹介されていた。
これがその記事。

「スコーレNo.4」 書店員「つぶやき」でいきなり増刷

いい作品だけど、広く世に知られていない。
そんな小説がこの世にはたくさんある。
ネットは時に「便所の落書き」と言われることもある。
だが、自分の知らない世界を紹介してくれる手がかりはありがたい。

ツイッターで有名になる作品。
今ならそんなことがあってもいい。
「本屋さん秘密結社」は、今後も作品を紹介し続けるのだろうか。

主人公の麻子は骨董品店の長女。
三姉妹の中でも麻子は二女の七葉にコンプレックスを持っていた。
名前も、容姿でも麻子は不器用で自分に自信が持てない。

タイトルの「スコーレ」とは学校のこと。
麻子は経験を積むことで自分に自身が持てるようになる。

この世には、自信が持てない人がいかに多いか。
「自分なんて」とか「これは自分がやりたいことじゃない」と思っている人。
この作品がそんな人たちの福音になるのだろう。

姉妹というものは、互いをライバルに見るのだろうか。
心理的なものが、男の私にはよく理解できない。
読んだ感想も、男女で大きく違うのではないか。

短い文章をつなげることで、独特のリズムが生まれる。
この作品は、それが大きな特徴だ。
正直、私はこのリズムに最初は乗れなかった。
40ページあたりからやっと慣れた。

文章自体は決して難しくない。
ただ淡々と麻子の日常が描かれている。
決して「感動巨編」でも、主人公が白血病になるわけでもない。

そうなると作家としての力量が試される。
一部の作家は読者に受け入れられるよう、盛りだくさんにし過ぎる。
それがためにポイントがぼけ、台無しになった作品を私は多く知っている。

本来、小説にどれだけの山場が必要なのか。
それは書き手が決めること。
読み手は「読む、読まない」で評価を決める。
もちろん、読んで酷評する場合もある。

少し前に読んだ作品が盛りだくさん過ぎた。
その点、本作品は新鮮。

この作家、私は知らなかった。
機会を見つけて「コイノカオリ」も読もう。

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↑mixiのコミュニティになっているとは知らなかった。
あとで一度覗いてみよう。

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最終更新日  2010.05.27 20:03:41
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