カテゴリ:日常
帰宅すると、妻が必ず死んだふりしている。
そんな相談(?)が、「yahoo!知恵袋」に出ている。 家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。 この毎日の死は手が込んでいる。 「軍服を着て銃を抱えたまま戦死」 「頭に弓矢が貫通」 「手製のワニと思われる生き物に食べられる」 世界は広く、今にも餓死しそうな人がいる。 戦争で、明日まで生きられない人もいる。 病気で、苦しみが続く人もいる。 そんな中、毎日死んだふりしているという奥さん。 不景気と言われながら、日本がいかに平和か。 それを証明している相談だ。 ところでこの相談をした夫は、何を求めているのだろうか? 死んだふりをやめさせたい? それとも夫婦の平和ぶりを見せたい? どうせなら、旦那も一緒になって演技すればいい。 「どうして俺を残して死んでしまったんだ!」とか。 たまには奥さんの「遺体」を思い切り抱きしめて、泣けばいい。 奥さんは旦那に構ってほしいのか? 「今日はどうやって死のうか」考え、そのタイミングを待つ。 お茶目だが、毎日続けるという点はすごいスタミナ。 その力を世界平和のために生かせないものか。 この相談が実話だとしたらだけど・・・。 ハードボイルド作家のレイモンド・チャンドラー。 代表作のひとつ、「長いお別れ」には、有名な以下の一節がある。 「さよならを言うのは、少しだけ死ぬことだ」 毎日死を意識するというのは、哲学的に深いことかもしれない。 日本は平和だ ※トラックバックは管理人が承認した後に表示されます。 バナーにクリック願います。 ***トラックバックはテーマに関係するもののみどうぞ。 その場合リンクは必要とはしません。 意見があればメッセージでどうぞ。 ただし荒らしと挨拶できない人はお断りです。 今のところメッセージは全て読んでいます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010.07.22 20:51:19
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