りゅうちゃんミストラル

2010/10/12(火)19:54

将棋、ソフトが女流棋士破る!

ニュース(1146)

女流棋士対将棋ソフトの対決は、ソフトの勝利。 女流王将 清水市代扇子「一歩氷心」価格:1,890円(税込、送料別) 将棋ソフトが初勝利 清水市代・女流王将を下す(MSN産経ニュース) 4種ソフト合議制でコンピューター将棋の勝ち(読売新聞) この対決は、11日に東大本郷キャンパスで行われた。 86手で将棋ソフト「あから2010」が清水市代女流王将に勝利した。 清水が投了した局面では、あからの美濃囲いは無傷。 逆に穴熊で隅にあった清水の玉は竜と桂馬で姿焼きの手がある。 清水の持ち駒は桂馬だけで受けも厳しい。 対局した両者に力の差があることを証明した。 「あから2010」は4種類のソフトを用いて最善手を選択する。 プロも手を焼くほどの、かなり高い性能を持っている。 あからについては製作した電通大の伊藤毅志助教が語っている。 「ボナンザ」「GPS将棋」「激指」「YSS」という4つのソフトによる合議制。 合議制を作った男 伊藤毅志インタビュー 女流棋士は不安定な立場にある。 8日にタイトル経験者と女流四段以上を将棋連盟会員にする案が出た。 女流棋士、やっと将棋連盟会員に?理事会が案(読売新聞) ソフトに勝利することで、女流棋士の存在感を示したかった清水。 だが返り討ちに遭ってしまった。 詳しくは特設ブログに出ている。 投了。清水さん、おつかれさまでした 人間対ソフトの対決と言えば、07年のボナンザ対渡辺明竜王。 (その後、5連覇の偉業で永世竜王の資格を獲得) この時は渡辺が勝った。この対決については以下の記事に書いた。 「ボナンザVS勝負脳」保木邦仁、渡辺明 清水は女流棋士の第一人者。人間がソフトに負けたのは残念。 これで人間側は次の棋士がソフトの挑戦を受ける必要が出てきた。 ソフトが最終的に求めるのは羽生善治との対局。 もしあからが「歴代最強棋士」の呼び声すらある羽生に勝てば。 ソフトが「人間越え」した証明になる。 その前に各タイトル保持者との対戦があるはず。 人間対ソフトの対決と言えば将棋以外にもチェスが有名。 世界王者だったカスパロフとIBM製作ソフトのディープ・ブルーによる対決。 96年はカスパロフが3勝1敗2引き分けで勝利。 ところが97年は2勝1敗3引き分けでディープ・ブルーが勝った。 人間は、ソフトに打ち破られる運命にある。 「その日」をどう1日でも長く先に伸ばすか。人間の戦いは続く。 清水の負けは残念。 次に「あから2010」と対決するのはどの棋士か? 追記 次にソフトと対決する棋士はファン投票で決めたらどうだろう。 私は編入試験を経てプロとなった、瀬川晶司四段を希望する。 ※本当はここで渡辺竜王のブログ記事を紹介したかった。 ボナンザとの対決経験があるだけに、渡辺が何を考えたか知りたい。 だが12日は王将リーグ2回戦、三浦八段戦ということで更新なし。 更新したらここで紹介したいと思う。 ※この記事に関しては、一部でトラックバックが送れない。 楽天ではなく、ネット環境の問題。悪しからず。 *********************** 関連記事 マスコット(瀬川晶司のシャララ日記) ↑私が(勝手に)あからの次の対局者に推薦する瀬川四段のブログ。 清水VSあからの対局についてこう書いている。 >他人の将棋でこんなにドキドキしたのは初めてかもしれません。 >途中は清水さん優勢と思っていたのですが・・・相手の終盤の寄せはさすがに早かったです。残念ながらコンピューター側の勝利となりました。 >YAHOOトップニュースにも載っていて、この対戦の注目の高さが伺われます。 >次戦はどういった組み合わせになるのか、興味は尽きません・・・って他人事のようにいってる場合ではないかもしれませんが。 (太字部部分、ブログから引用) そう、全ての棋士が「次は自分が!」という意気込みを持つべき。 瀬川四段、あからとの勝負に立候補したら? あから2010、清水女流王将に勝利 清水女流王将対コンピュータ将棋あから *********************** ※トラックバックは管理人が承認した後に表示されます。 バナーにクリック願います。    ***トラックバックはテーマに関係するもののみどうぞ。 その場合リンクは必要とはしません。 意見があればメッセージでどうぞ。 ただし荒らしと挨拶できない人はお断りです。 今のところメッセージは全て読んでいます。

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